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この記事の目次

バットにもボールと同じく1号から3号までの区分があり、使用するボールの号数に対応したものを選ぶのが基本です。3号球を使う中学生以上の試合では3号バットを使い、小学生は2号バットを使います。号数が合わないバットは公式戦で使えないため、購入時には必ず確認してください。

また、公式戦で使えるのは日本ソフトボール協会の検定を通過したバットに限られます。検定マークの有無や、年ごとに追加される使用禁止バットの一覧は協会の公式サイトで公開されているため、競技を始める方は最新情報を確認しておくと安心です。

バットの規定は用語解説集⑤で詳しく触れています。

関連記事:初心者でも安心! 女子ソフトボール用語解説集⑤

グラブとスパイクにも色や高さの規定がある

グラブは野球用と似ていますが、ソフトボールの大きさに対応した形状のものを選びます。公式戦では色にも規定があり、特に投手は使用球を見分けにくくする配色に注意が必要です。使用できる色の範囲は、適用される年度の競技規則や大会の用具規定を確認してください。

スパイクは、金属製か樹脂製かといった素材や形状について、年代や大会によって使用条件が異なります。購入前に所属チームや大会の規定を確認し、競技場で認められたものを選びましょう。サイズや履き心地も確認し、練習で履き慣らしておくと安心です。

ユニフォームの番号サイズなど、ここで触れきれない細かな規定もあります。グラブの色については用語解説集⑤、スパイクとユニフォームについては用語解説集⑥で紹介していますので、あわせてご覧ください。

関連記事:初心者でも安心! 女子ソフトボール用語解説集⑥

プレーオフ観戦前に知っておきたいルールの見どころ

ここまで解説したルールは、JDリーグのプレーオフやダイヤモンドシリーズのような1試合で勝敗が決まる場面でも、結果を左右します。

終盤のタイブレーク、リエントリーを使った選手交代、そしてリーグ独自の決まりは、知っているかどうかで観戦の面白さが変わるポイントです。初めて観に行く方に向けて、注目したい場面を3つに絞りました。

タイブレークでの攻守の選択に注目する

プレーオフは実力の近いチーム同士の対戦が多く、7回を終えて同点のままタイブレークに入る展開は珍しくありません。8回からは無死二塁で攻撃が始まるため、1球目から得点圏に走者がいる状態です。先攻チームが何点取るかで後攻の戦い方が決まるので、8回表の攻撃は特に目が離せません。

注目したいのは、最初の打者に対する采配です。送りバントで走者を三塁に進めて確実に1点を狙うのか、強攻で複数得点を狙うのかは、監督の性格と打線の状態がそのまま表れます。守備側も、バントを警戒して内野を前進させるのか、ゲッツーを狙って定位置に構えるのかで判断が分かれます。

タイブレークの表裏はどちらも短時間で終わることが多く、トイレや売店に立つタイミングを誤ると決勝点を見逃しかねません。7回が同点で終わりそうな流れになったら、席に戻って構えておくのがおすすめです。

代走・代打のあとにスタメンが戻る場面に注目する

接戦の終盤で頻繁に起こるのが、リエントリーを前提にした交代です。無死一塁で主軸打者が出塁すると、すぐに足の速い選手が代走に送られ、次の守備の回には主軸がそのまま守備位置に戻ってきます。野球を見慣れた方は「さっき交代したはずの選手がいる」と混乱しがちですが、ソフトボールではルールで認められている交代です。

DPが守備に就いたり、FPがDPの打順で打撃や走塁を担ったりする場面にも注目しましょう。選手が退いた扱いになるか、リエントリーを使えるかを踏まえ、監督は攻守の役割を組み替えます。人数や守備位置の変化を追うと、交代の意図を理解しやすくなります。

スコアボードや場内アナウンスで交代が告げられたら、誰が退いて誰が戻ってきたのかを追ってみてください。各チームがリエントリーをどの選手に残しているかが分かると、終盤の采配の意図まで読めるようになります。

実際の試合での使われ方は、リエントリー戦術の記事で取材しています。

関連記事:ソフトボール観戦の面白さが増す独自ルール“リエントリー”戦術の妙”

JDリーグ独自の大会規定を確認する

この記事で解説したのは、日本ソフトボール協会のルールに基づく基本的な決まりです。JDリーグでは、試合の開催方式やプレーオフの進出条件、ダイヤモンドシリーズの対戦方式など、リーグ独自の決まりが加わります。

コールドゲームの扱いやタイブレークの適用回など、細部が大会規定で定められている場合もあるため、観戦前に最新の規定を確認しておくと安心です。

リーグそのものの仕組み、東西の地区分けやシーズンの流れについては、JDリーグの全体像をまとめた記事で解説しています。プレーオフとダイヤモンドシリーズの日程や会場、チケットの買い方、配信の視聴方法は、大会ガイドの記事にまとめました。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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