新競技テックボールと異種スポーツ対決
テックボール日本代表と地域チームの競演
続いては、TEQボール(テックボール)という新しい競技。こちらもエコパで新たに設置された競技台のお披露目となった。
サッカーと卓球を融合させた新感覚スポーツで、湾曲した専用テーブルを使い、足・頭・胸など手以外の部位でボールを返し合う競技だ。
2012年にハンガリーで誕生し、世界的に競技人口が拡大。高い観戦性と安全性が評価され、今回のアジア競技大会の正式種目として採用された。
日本代表選手で、日本テックボール協会代表理事も務める早稲昭範選手を始め、新井誠弥選手らが登場。日の丸を背負う4選手が、老若男女さまざまな参加者と笑顔で体験会に汗を流した。

TEQボール日本代表vsデリッツ磐田の一戦-Journal-ONE撮影
静岡の強豪チームが挑んだ“異種スポーツ対決”
このテックボールで一番の盛り上がりを見せたのは、様々な静岡県内のスポーツチームと対決する“異種スポーツ対決”だ。プレナスなでしこリーグ1部に所属している女子サッカーチーム、”静岡SSUボニータ”と、東海1部フットサルリーグ所属の”デリッツィア磐田”がテックボール日本代表に挑む。
さらに、バレーボールのV.LEAGUE WOMENに所属する“ブレス浜松”や、女子7人制ラグビーチームの“アザレア・セブン“も参戦。バレーボールのサーブやアタックでボールを打ち込むブレス浜松に対し、ルールどおりにボールをさばくテックボール日本代表のプレーにどよめきが起こる。
また、アザレア・セブンは得意の楕円ボールで勝負を挑む。硬く不規則なバウンドをするラグビーボールには、さすがのテックボール日本代表も大苦戦。とがった部分でヘディングをするなど、珍プレー続出に、今度は会場からは大きな笑いが起こっていた。

ブレス浜松の選手がスパイクを打ち込む-Journal-ONE撮影
話題のアーバンスポーツに笑顔でチャレンジ
パルクール、スラックラインの体験コーナーも終始、多くの体験者で賑わった。
パルクールは、街中の段差や壁を“障害物”ではなく“道”として捉える。そして、走る・跳ぶ・登るを組み合わせて自由に移動するスポーツだ。日本でも羽田空港の旅客ターミナルを会場とした日本選手権が開催されて話題となった。
スラックラインは、細いベルト状のラインの上でバランスを取りながら歩いたり、技を行うアクティビティ。長野県小布施町でのワールドカップ開催されたことで、日本でも大きな話題になった。
また、体幹が鍛えられるのが競技特性。それゆえ、スキージャンプ界のレジェンド・葛西紀明選手がトレーニングとして導入している。こちらもテレビで紹介されて認知が高まった。
どちらも特別な道具や広い場所を必要とせず、遊び感覚で始められる手軽さが魅力だ。フィールドアスレチックのような遊び心があり、達成感が得やすいことから、子どもたちにも人気が高まっている。

パルクール体験にチャレンジする子供たち-Journal-ONE撮影
ダイナミックなBMX、スケートボードのデモに歓声
そして、最も華やかなパフォーマンスを披露したのが、BMXとスケートボードのデモンストレーションだった。
日本のBMXフリースタイルシーンを代表するトッププロライダーである勅使河原大地選手の豪快なライド。難なく繰り出す様々な技に、多くの観客が拍手を送る。
途中、エブリン選手も飛び入りしてBMXで障害物越えに挑戦。しかし、急な坂をやっとの思いで乗り越えた。
「簡単そうにパフォーマンスしていましたが、私たちのような普通の人には絶対にできない!」と、勅使河原選手のパフォーマンスを賞賛していた。

ダイナミックなBMXのデモ-Journal-ONE撮影
アスリートたちが得た成功体験
高校バスケと3X3の共演に手応え
奇しくもこの日は、エコパアリーナで静岡県高校総体の決勝と各順位決定戦が行われていた。高校バスケと3×3が同会場で併催されるのはもちろん初めてのことだ。
“エコパココ スポーツパークOPEN DAY 2026”に後援した静岡県バスケットボール協会。高校総体を取り仕切る一方、3X3競技にも力を入れている。













