きばな藤のトンネルは黄色一色の空間になる
シーズンの最後を飾るきばな藤も、白藤と同じくトンネル状に仕立てられています。視界が黄色だけで埋まる空間は、紫の藤を見慣れた目にはかなり新鮮に映るはずです。
日本では栽培が難しいとされる品種のため、これだけの規模で一斉に咲く光景はほかではあまり見られません。見頃は5月上旬から中旬にかけてで、ゴールデンウィークの混雑が引いたあとと重なります。
落ち着いて構図を決められる時期でもありますので、じっくり撮りたい方にはこのタイミングをおすすめします。
大藤棚は真下から見上げる構図が定番になる
600畳敷の藤棚が3面並ぶ大藤は、離れて全景を撮るよりも、棚の下に入って見上げるほうが迫力が伝わります。頭上いっぱいに花房が垂れ下がり、画面全体が藤色に埋め尽くされる1枚になるでしょう。
花房の長さを強調したいときは、カメラを縦に構えると上下の伸びが際立ちます。ただし、棚の下は常に人が行き交う場所です。
しゃがみ込んだり長時間立ち止まったりすると通行の妨げになりますので、周囲の流れを見ながら短時間で切り上げる配慮を忘れないようにしてください。
園内のグルメとお土産

園内には飲食物を持ち込めないため、食事もおやつも園のなかで調達することになります。
とはいえ、庭園を眺めながら食べられるレストランや、ここでしか買えない名物がそろっていますので、不便を感じる場面は少ないはずです。食事どころとお土産の選び方を見ていきましょう。
レストランでは庭園を眺めながら食事ができる
園内のレストランは、窓の外に広がる庭園を眺めながら食事を楽しめる造りになっています。和食から洋食まで幅広くそろい、ソフトドリンクのほか生ビールも用意されていますので、散策のあとの一息にちょうどよいでしょう。
藤の季節には大藤御膳のような期間限定の献立が登場し、そのときだけの味を楽しめます。ただし、繁忙期の昼どきは1時間以上待つこともあります。
混雑を避けたい方は、開店直後の時間帯を狙うか、園内のテイクアウトメニューに切り替える判断も有効です。メニューと価格は時期によって入れ替わりますので、詳細は公式サイトでご確認ください。
名物は実演販売の藤まんじゅう
お土産でまず名前が挙がるのが、園の名物である藤まんじゅうです。園内で製造から販売までをおこなっており、蒸したての状態を買えるのが持ち帰り品との大きな違いになります。
同じく銘菓として親しまれている「ふじのはな物語」も定番で、藤をモチーフにした包装は贈り物にも向くでしょう。
このほか、足利の古印最中やお漬物、藤の香りをまとわせたハンドクリームなどのオリジナル雑貨も並びます。ショップは季節ごとに品ぞろえが入れ替わりますので、訪れるたびに新しい発見があるはずです。
地元のココファームワインも購入できる
園内では、足利市内にあるココファームワイナリーの商品も取り扱っています。こころみ学園が山の斜面を利用してぶどうを栽培し、ワインのほかシャーベットや野菜も手がけている生産者で、全国に熱心なファンを持つ存在です。
毎年11月には収穫祭が開かれ、各地から多くの人が足を運びます。園ではワインやぶどうジュースが購入できますので、藤の菓子とは違った角度で足利らしさを持ち帰れるでしょう。お酒を選ぶ場合は、車で来園した方が飲まないよう気をつけてください。
あしかがフラワーパーク周辺の観光スポットと宿泊

園だけで半日近くを使えますが、せっかく足利まで足を運ぶなら周辺もあわせて回りたいところでしょう。
足利の市街地には歴史ある名所が徒歩圏にまとまっていますし、車を使えば大型のアウトレットも行動範囲に入ります。日帰りで組み合わせやすい行き先と、泊まる場合の拠点の選び方を整理しました。
足利学校と鑁阿寺は市街地にまとまっている
あしかがフラワーパークは、足利学校と鑁阿寺とあわせて足利三名所と呼ばれています。この2つはJR足利駅から徒歩圏内にあり、互いも近いため続けて歩いて回れる位置関係です。
足利学校は日本最古の学校として知られ、鑁阿寺は国宝に指定された本堂と、堀に囲まれた武家屋敷の面影を今に伝えています。少し足を延ばせば、縁結びで人気の織姫神社もあります。
園の最寄り駅から足利駅までは両毛線で10分もかかりませんので、午前中に園を回り、午後は市街地を散策する行程も無理なく組めるでしょう。
佐野プレミアム・アウトレットは車で20分ほど
買い物を楽しみたい方には、佐野プレミアム・アウトレットが定番の行き先になります。園からは車でおよそ20分の距離で、ドライブで訪れる方なら往復の負担も大きくありません。
佐野といえばご当地グルメの佐野ラーメンも有名で、市内には専門店が数多く並びます。厄除けで知られる佐野厄除け大師も同じエリアにありますので、買い物と食事、そして参拝を1日で組み合わせることも可能です。












