心ほどける四国の旅。もっと四国を楽しむ!四国を元気に!サポーターズサイトを見る

心ほどける四国の旅。もっと四国を楽しむ!四国を元気に!サポーターズサイトを見る

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
この記事の目次

守備側はスラップに備えて内野手を極端に前進させることがあり、そこを強く打ち抜く「ヒッティングスラップ」で裏をかく展開もあります。打席に左打者が入った瞬間に内野手がじわりと前に出てくる動きは、観戦の見どころの一つです。

また、ボールが重く飛びにくいため、長打よりもバントや進塁打で確実に走者を進める攻撃が重視される傾向にあります。バントや進塁打で1点を狙う野球を見慣れている方には、馴染みやすい攻撃スタイルといえるでしょう。

スラップの基本は用語解説集③でも触れています。

関連記事:初心者でも安心! 女子ソフトボール用語解説集③

守備・投手のルール(投球動作と時間制限)

守備・投手のルール(投球動作と時間制限)

守備側のルールは野球とほぼ共通ですが、ピッチャーの投球に関しては独自の決まりが多く、試合中に「イリーガルピッチ」や「20秒ルール」といった言葉を耳にします。一塁のダブルベースも、守備側の動きに直接関わるルールです。投球動作、時間制限、ダブルベースの順に整理します。

投球動作に細かい制約があり、違反するとイリーガルピッチになる

ソフトボールの投球動作には、投手板への足の置き方、投球前の静止、腕の回転、踏み出し方などの規定があります。下手投げでは、手と手首が体側を通過しながらボールを離すことが求められます。

軸足の動きは、単に引きずった距離の大小だけで反則になるものではありません。適用する年度の規則に基づいて判定されます。

これらに反する投球は「イリーガルピッチ(不正投球)」と判定され、打者にボールが1つ与えられるなどの罰則が科されます。球審が手を横に出す動作で宣告するため、観戦中に見かけたらこのルールを思い出してみてください。

一見すると窮屈な決まりですが、下手投げという共通条件のもとで公平に競うための土台になっています。細かな判定基準は改正されることがあるため、最新のルールは日本ソフトボール協会の公式サイトで確認してください。

ピッチャーは20秒以内に投球しなければならない

試合のテンポを保つため、ソフトボールには「20秒ルール」があります。ピッチャーはキャッチャーからボールを受け取ったあと、または審判がプレイを宣告したあと、20秒以内に投球しなければなりません。超えた場合は打者にボールが1つ宣告されます。

前の章で触れた打者がむやみに打席を外せないルールと対になっており、投手と打者の双方に時間の制約がかかっている点がソフトボールらしいところです。

もう一つ、ピッチャーズサークルに関する大切な決まりがあります。ピッチャーがサークル内でボールを持った時点で、塁を離れている走者はすぐに次の塁へ進むか元の塁へ戻るかを決めなければならず、その場にとどまるとアウトになります。

野球のように走者とピッチャーがにらみ合う時間はなく、プレーが切れたらすぐ次の投球へ進むのはこのためです。

内野安打のあとに走者が迷わず帰塁する動きや、間を置かず次の打者に投げ込む展開は、こうしたルールの積み重ねで生まれています。20秒ルールは用語解説集⑦でも紹介しています。

関連記事:初心者でも安心! 女子ソフトボール用語解説集⑦

一塁はダブルベースで、打者走者と一塁手の衝突を防いでいる

ソフトボールの一塁には、白とオレンジの2つのベースが並んで置かれています。これが「ダブルベース」で、白いベースはフェア地域内にあって一塁手が使い、オレンジのベースはファウル地域側に張り出していて打者走者が駆け抜けるときに踏みます。

塁間が短く、ゴロを打った打者走者と送球を受ける一塁手が同じタイミングでベースに向かうことが多いため、接触事故を防ぐ目的で導入されました。

打者走者が内野ゴロで一塁へ走るときはオレンジのベースを踏むのが原則で、白いベースを踏んだ場合は状況によってアウトになることがあります。一方、二塁へ向かう場合や打球が外野に抜けた場合などは、白いベースを踏んで構いません。

初めてソフトボールを観る方は、一塁付近で2色のベースが使い分けられている様子に注目してみてください。細かい使い分けの条件は、用語解説集①で詳しく紹介しています。

関連記事:初心者でも安心! 女子ソフトボール用語解説集①

ソフトボール独自の選手交代ルールを理解すると試合が面白くなる

ソフトボール独自の選手交代ルールを理解すると試合が面白くなる

ソフトボールの試合で野球経験者が最も驚くのが、選手交代の自由度の高さです。一度退いた選手が戻ってくる「リエントリー」、打撃と守備を分担する「DP・FP」、投手や捕手の負担を減らす「テンポラリーランナー」と、独自の制度が組み合わさって采配の幅が広がっています。それぞれの仕組みを見ていきましょう。

スタメン選手は一度だけ再出場できる(リエントリー)

リエントリーは、スターティングメンバーとして出場した選手が、交代で一度ベンチに下がっても、1回に限り試合に戻れるルールです。再出場するときは、自分と交代した選手の打順にそのまま入ります。野球では一度交代した選手は二度と出場できないため、この点はソフトボールならではの大きな違いといえます。

jone_logo
取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn