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ゲームレポート

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5月24日の結果(NEC 7-6 戸田中央)

女子ソフトボール・JDリーグ2026シーズンの第6節に臨むNECプラットフォームズレッドファルコンズ。今節は22日のデンソーブライトペガサス戦、23日のビックカメラ高崎ビークイーン戦のどちらも敗戦という結果で連敗をしていた。

しかしNECプラットフォームズの雰囲気はとても良い。だからこそ今日の戸田中央メディックス埼玉戦には勝って、次節のホームゲームに繋げてほしい。

注目の先発投手はエース・大塲 亜莉菜。そして戸田中央メディックスからは増田 侑希が発表されたが、実際に初回のマウンドに立ったのは後藤 希友。二刀流だからこその戦術で、戸田中央メディックスも勝利を目指す。

2者連続本塁打を浴びる

戸田中央メディックスは1回表、先頭の中川 彩音が右中間に。続く2番・橋爪 ひかりが左越えのソロ本塁打をそれぞれ放って2点を獲得。中川はこの一打でリーグ通算100打点を達成した。

開始と同時に強烈な2発を浴びた大塲。しかし、戸田中央メディックスの攻撃は止まらない。

さらに3番・坂本 結愛と4番のスカイラー・ウォレスが連続で四球を選び無死一、二塁とした。内野ゴロと飛球で2死とするが、7番・今田まなの適時打で3点目。

さらに四球で満塁にすると、9番・松本 沙耶にも適時打が飛び出し得点。初回にいきなり4点を獲得した戸田中央メディックスが試合の主導権を握った。

今日は初回から反撃開始

対するNECプラットフォームズは1回裏。イニングが始まる前の交代で、指名打者を兼ねて投手としてマウンドに上がった後藤 希友に対して攻めていく。

1番・木村 友奏が死球で出塁すると、早速代走に別府 柚良が入る。するとその俊足を活かして盗塁に成功。無死二塁から2番・辻野 こころが右前安打を放って一、三塁とチャンスを広げると、3番・長井 美侑の右方向への犠牲飛によって1点を返した。

さらに辻野が盗塁で二塁に進むと再び得点圏に。ここで5番・塩田 優和も右前に弾き返し辻野が一気に生還。この適時打で大塲を助ける2点を返し、NECプラットフォームズが反撃に出た。

チームの勢いが止まらない

2回表からNECプラットフォームズの投手が山本 すみれに交代。大塲の後を任されると、戸田中央メディックスの打線をしっかり抑えて完璧な仕事をこなしていく。そんな山本に背中を押されて、攻撃陣はここからさらに反撃開始。

2回裏、先頭の6番・諏訪 いろはが左越えのソロ本塁打を放って得点。4-3と点差を縮めると、後も繋ぐ。

7番・原 日菜海と8番・柴田 日菜乃が連続で内野安打を放ち出塁。逆転の走者も出たところで、戸田中央メディックスは投手を交代した。すると試合開始直後に交代となった増田 侑希が再出場。無死一、二塁から試合が再開した。

チャンスからの再開となるも、直後に送りバントが決まらずに走者が入れ替わる。さらに増田の力のある速球に押されて飛球を打たされるとあっという間に2死。

2番の辻野が左前安打で繋ぐも、続く長井が凡打に倒れて追加点とはならず。増田がしっかりとリリーフの役割と果たし、4-3で戸田中央メディックスがリードをしたまま中盤へ。

増田を攻略しついに同点に

そして迎えた3回裏、NECプラットフォームズは先頭の4番・竹内 みのりが中越えのソロ本塁打を放って得点。ここで決めるのが4番の強さ。これで同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

それ以降はスコアボードに0が並び、こう着状態になっていたがついに試合が動いた。7回表、戸田中央メディックスは4番・ウォレスの内野安打で出塁。

すると5番・岩月 優衣が外角の少し浮いた球を見逃さなかった。フルスイングで逆方向に弾き返すと、打球はライナー性の鋭い打球で左中間へ。あっという間にフェンスの奥に吸い込まれると、これが2点本塁打になり、戸田中央メディックスのスタンドが沸く。ついに6-4とリードを奪い、誰もが戸田中央メディックスの勝利を確信した。

ここから劇的な最終回

追い込まれたNECプラットフォームズだが、誰も諦めてはいなかった。先頭の柴田が中前安打で出塁。続けて代打・柏木 みくが投手強襲安打で繋ぐと、再び流れがやってきた。

打順は1番に戻って木村が打席へ。無死一、二塁というチャンスだったが木村は惜しくも空振り三振。1点ずつ…と選手全員が祈る中、次に打席に入った辻野。みんなの期待を背負った辻野が、内角の球を思い切り振り抜いて引っ張った。

大きく放物線を描いて飛んでいく打球。右翼守の頭、そしてフェンスも越えていき本塁打となった。その瞬間、辻野は大きくガッツポーズ。ベンチも勢いよく飛び出し、帰ってきた3人を迎えた。

7回裏、サヨナラ3点本塁打。土壇場で一気に試合をひっくり返し、勝利を手にしたNECプラットフォームズ。東地区首位の戸田中央メディックスに対して、劇的な勝利で大きな勝利を掴み取った。

試合を決めた辻野は「まさかフェンスを越えるとは思いませんでした。でも、打った瞬間に得点できるのは確信しましたね。この試合、私たちはチャレンジャーだったので、勝てて本当によかったです」と喜びを話した。

NECプラットフォームズは来週、掛川でのホームゲームに臨む。戸田中央メディックスに勝利したことが、チームの流れを変えるきっかけとなるか。プレーオフ進出に向けて、交流戦の戦いにも注目だ。

アクセス
石川スポーツグラウンドくろいそ野球場
  • 東北新幹線 那須塩原駅‐タクシー 15分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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