6月8日の結果(NEC 8-4 東海理化)
JDリーグ2026シーズンもついに第8節目の第2戦。交流戦を戦うNECプラットフォームズレッドファルコンズは愛知県小牧市で西地区・東海理化チェリーブロッサムズとの試合に臨んだ。
土曜日の日本精工ブレイブベアリーズ戦では、木村 友奏の先頭打者本塁打で幸先よく先制。さらに竹内 みのりと長井 美侑の適時打で3点を獲得し、リードを奪った。そして投げては山本 すみれが6回完封の好投。NECプラットフォームズが危なげない戦いで今季8勝目を掴んだ。
そして日曜日の雨天順延によって迎えた月曜日。この試合は東海理化との対戦となり、先発マウンドにはNECプラットフォームズから大塲 亜莉菜。そして東海理化からは永谷 真衣が上がり、ホームゲームでの勝利をエースに託した。
諏訪の犠牲飛で先制
試合が動いたのは2回表のNECプラットフォームズの攻撃。先頭の竹内が四球で出塁すると、続く5番・塩田 優和が一、二塁間にゴロを放った。走者を送ることができる方向にうまく転がったが、二塁手が手元でもたついてしまった。そのままどこにも送球ができずにオールセーフに。
無死一、二塁とチャンスを作ると、6番・諏訪 いろはの打席でバッテリー失策によりそれぞれ進塁。無死二、三塁から諏訪は遊撃手の後方に飛球を放った。東海理化はなんとか捕球するも、体勢が悪いところを見た三塁走者の竹内。一気に本塁に生還し先制、1点目は諏訪の犠牲飛となった。
さらに残った走者が内野ゴロの間に三塁に進むと、その後8番・柴田 日菜乃が死球で出塁。直後に柴田が盗塁で二塁を狙うと、それを阻止しようと捕手が送球。しかしクロスプレーの際に球が逸れてしまい、その隙に三塁走者が帰り2点目を獲得。序盤に2-0とリードを奪った。
竹内の豪快弾で追加点
さらに3回表には4番の竹内が豪快に弾き返す。1死から左越えのソロ本塁打を放ち3点目。4番の一振りで大塲をさらに援護した。
追いかける東海理化もチャンスはしっかりと作っていく。3回裏、無死から繁田 幸奈の左前安打、1番・井上瑞樹の四球で1死一、二塁を迎える。上位打線でチャンスを作った東海理化だが2番・松葉 寧々の遊ゴロで一塁走者がアウト。その後も千葉 友里亜が中飛に倒れると、この回は無得点で終わった。
NECプラットフォームズに捕まり始めた東海理化は4回表に投手を交代。二番手・寺田 愛友がマウンドに上がると、直後の7番・
原 日菜海に対して死球で出塁を許した。このチャンスをNECプラットフォームズは逃さない。飛球と三振で2死になったものの、1番・木村が四球で出塁。すると、続く
辻野 こころが2死一、二塁から左中間を破る走者一掃の二塁打を放って2点を追加。5-0とさらにリードを広げて、試合を優位に進めた。
東海理化の攻撃に攻守が飛び出す
追いかける東海理化は4回裏、小西 彩未の左前安打からチャンスメイク。続く4番・吉田菜々も死球で出塁すると、2死になってから繁田が
右方向に鋭い打球を放った。打球は右線に沿うように飛んでいき、長打になると誰もが思った。しかし右翼手の塩田がこの打球を頭から飛び込んで捕球。今季、攻守で活躍する塩田のファインプレーがここでも飛び出し、チームのピンチを救った。
そんな塩田に影響を受けた5回表。NECプラットフォームズの4番・竹内がこの試合2本目となる右越えソロ本塁打を放って得点。さらに先ほど好守をみせた塩田も中前安打を放つと、続く諏訪にも右前安打が飛び出しチャンスを広げた。二ゴロで一塁走者が入れ替えあるも、2死一、三塁から8番・柴田が左中間を破る走者一掃の二塁打を放って2得点。8-0と大差をつけた。
ここから継投策で試合を進めていく
するとここで東海理化の投手が藤本 捺希に交代。藤本は代打・柏木みくを内野ゴロに打ち取ると、この流れを断ち切った。
5回裏、NECプラットフォームズも投手を山本 すみれに交代。点差が開いていることもあり、落ち着いた投球で東海理化打線を封じていく。立ち上がり、ひとりに出塁を許すも後続を抑えて無失点。大塲からのバトンをしっかりと受け繋いだ。
小西の一発から反撃開始
東海理化の反撃が始まったのは終盤の6回裏。3番・小西 彩未が高めを振り抜き、中越えのソロ本塁打を放って得点。ついに東海理化の攻撃陣に火が付いた。するとここでNECプラットフォームズも投手が
髙𣘺 未来に交代。東海理化の攻撃を三者凡退に抑えると、髙𣘺がここで攻撃を止めた…かと思われた。
7回裏、後がない東海理化は先頭・繁田が右越えの三塁打で望みを繋ぐ。そして代打に山本 うららが入ると、無死3塁が左中間を破る適時二塁打を放って得点。土壇場で2点目を返した。さらに、1死になった後に2番・松葉の右越え適時二塁打が飛び出し3点目。
東海理化がじわじわとNECプラットフォームズに迫っていく。そして髙𣘺は2死を取ったところで交代。4番手の櫻田 采音がマウンドに上がると、勝負は最終局面を迎えた。2死3塁からこの試合で本塁打を放っている小西が打席へ。小西はここでも左前適時打を放ち4点目を入れると、8-4まで点差を縮めてNECプラットフォームズの背中を捉えた。
しかしここから再びチャンスを作るのは困難。櫻田のパワフルな投球によって4番・吉田が二飛に打ち取られると、ここで試合が終了。終盤は東海理化が追い上げていたものの、8点の余裕があったNECプラットフォームズが危なげなく勝利を掴んだ。今季9勝目と勢いが止まらないNECプラットフォームズ。前半戦残り2節。どれだけ勝ち星を増やせるか、プレーオフに向けた戦いはまだ続いている。