6月21日の結果(SGホールディングス 3-1 NEC)
JDリーグ2026シーズンの前半戦も残り2試合となり、第10節の刈谷ラウンドに臨んだNECプラットフォームズレッドファルコンズ。今日はSGホールディングスギャラクシースターズとの試合が行われた。
20日(土)に予定していた豊田自動織機シャイニングベガ戦は悪天候のため順延。今季10勝目を目指すNECプラットフォームズは、1日遅れで出陣となった。
前節はトヨタレッドテリアーズと、タカギ北九州ウォーターウェーブと対戦したが、どちらも敗戦。打線復活に期待を寄せて、挑んだこの試合。先発投手として名前が呼ばれたのはNECプラットフォームズの山本 すみれ。そしてSGホールディングスからはキャスリン・サンダーコックだった。
竹内の一撃でリードを奪う
試合が開始すると、まず先制したのはNECプラットフォームズ。2回表、無死から4番・竹内 みのりが右中間にソロ本塁打を放って1点を獲得。ここ最近で調子を上げている竹内が早速、仕事を果たして主導権を握った。
しかしSGホールディングス打線もすぐに反撃。3回裏、1死から9番・吉田 真央が右中間を破る二塁打でチャンスを作ると、1番・木下 華恋も内野安打で続いた。すると1死一、三塁から2番のベイリー・クリングラーが左前に適時打を放って得点。すぐに同点に追いついたSGホールディングス。ここからさらに山本を追い込んでいく。
ベテランの活躍が光る
次に追加点を奪ったのは4回裏。内野飛と見逃し三振で2死となった後に、6番のステーシー・ポーターがみせた。豪快なスイングで弾かれた打球は、左越えのソロ本塁打となり2点目。長年、チームを支えるベテランの1発がここで飛び出し、試合は2-1と逆転。先発のサンダーコックの援護に成功した。
対するNECプラットフォームズの打線が繋がったのは5回表。先頭の塩田 優和が四球で出塁、続く6番・諏訪 いろはの遊ゴロではSGホールディングスが野選。無死一、二塁とチャンスを作ると、犠打でそれぞれ進塁し、得点圏に走者を置いた。
ここで打席には8番・柴田 日菜乃。掛川大会で今季第一号を放った柴田に期待がかかる場面。しかしここはサンダーコックの絶妙なコントロールに対応できずに空振り三振。さらに9番・柏木 みくも左飛に倒れると、このチャンスを活かせずに無得点で終わった。ここでも決定打に欠ける攻撃となってしまうNECプラットフォームズ。本塁が遠く感じる展開となっていた。
SGホールディングスの追撃
一方で守備からリズムを掴んだSGホールディングス。5回裏にも追撃が始まる。先頭・吉田が四球で出塁すると、2番・クリングラーの右前安打で一気に3塁に到達。その後、凡打で2死になってから、4番・内田 小百合の死球で満塁とチャンスを広げると、代打・小西 陽菜が打席に入った。小西が放った打球は地面にたたきつけられて大きく跳ね上がる。一塁に滑り込んだ小西は内野安打となり、そのプレーの間に三塁走者が生還。3-1とリードを広げた。
回を増すごとに投球の安定感が増してきたサンダーコック。NECプラットフォームズ打線を6回までに僅か1安打に抑える好投で、試合を進めていきそのまま終盤へ突入。
大塲の粘りの投球
6回裏からNECプラットフォームズは大塲 亜莉菜がマウンドへ上がると、早速ピンチが。先頭・中村 優花に四球を与えてしまう立ち上がりだったが、直後に仕掛けてきた盗塁を捕手・長井 美侑が阻止して1死。しかし、小野寺 萌と樋口 菜美の代打出場選手に連続安打を許し、再びピンチを背負うと、ここで大塲は大きく深呼吸。
間を空けてリズムを整えた後は、落ち着きを取り戻して後続を打ち取った。この回を無失点で乗り切ったNECプラットフォームズ。攻撃陣に最後の反撃を託してベンチに戻ると、先頭の竹内がここで意地をみせる。
7回表、無死から中前安打で出塁した竹内。さらに塩田も投手強襲安打で続くと、同点の走者を塁において打席には代打・野田 愛紗が入る。前節のトヨタ戦、大きくリードをされた終盤で放った代打本塁打。記憶に新しいこの活躍をこの場面でも発揮することはできるのか。
注目の打席となったが、ここはサンダーコックの投球を前に空振り三振。数多くのドラマを作ってきたNECプラットフォームズだったが、その後も攻撃を繋げることができずに試合終了。
3-1で敗れたNECプラットフォームズ。前半戦をあと1試合、豊田自動織機との対決を残して9勝11敗となった。約3カ月にわたって行われた長い前半戦。明日は勝利を掴み取り、10勝目で締めくくることができるのか。全員総力で戦うNECプラットフォームズの戦いに、ぜひ注目したい。












