GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

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ムーミンバレーパークのアンブレラスカイ「ムーミン谷とアンブレラ」。空を埋め尽くす多彩なレインボーカラーの傘の列の中に、ムーミンのイラストが描かれた透明で大きな球体のバルーンが浮かんでいる。
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「SNS映えの写真撮影にぴったりなんです」

言葉通り、何組もの家族連れが、傘を手に笑顔で写真を撮っていた。大人も子どもも、この空間では、どこか解放されたような表情をしている。

穏やかな宮沢湖を望む「入り江のテラス」。黄色い横断幕が湖畔の風にやさしくたなびく開放的な景観。

入り江のテラス_遊具© Moomin Characters™

シャボン玉の群れに、つい我を忘れて。

さて、この場所にはもう一つ、心憎い趣向が用意されていた。

バブルマシンという、なんとも景気のいい仕掛けである。

穏やかな宮沢湖を望む「入り江のテラス」。黄色い横断幕が湖畔の風にやさしくたなびく開放的な景観。

入り江のテラス_バブルマシン© Moomin Characters™

不意にテラスの空気が震えたかと思うと、あたり一面、数えきれないほどのシャボン玉がわき出してきた。きらきらと光を孕んだ球体が、ふわふわと宙を舞っている。陽の光をめいめいに反射しては、虹色に、あるいは真珠色にと、その装いを変えるのである。

これには子どもたちが黙っていない。歓声を上げては、ちんまりとした手を一生懸命に伸ばしている。そんな我が子の姿に、大人たちもまた「あら、まあ」と相好を崩し、カメラを向けるのである。その様子は、なんだか微笑ましくも可笑しい。

シャボン玉は、気まぐれな風に誘われるまま、湖の方へと流れていった。消えてしまうからこそ、この一瞬の輝きが愛おしい。私たちは、その儚い光を追いかけ、記憶という名の引き出しに、そっと、大切に仕舞い込むのである。

ムーミンバレーパークのアンブレラスカイ「ムーミン谷とアンブレラ」。並木道を覆い尽くす無数の傘と、空中に舞う無数のシャボン玉が幻想的な風景を作り出している様子。

見上げる空を埋め尽くす傘の列と、風に踊るシャボン玉。この「アンブレラスカイ」の下に身を置くと、重力さえも曖昧になるような心地よい錯覚に陥る。—Journal-ONE撮影

花と物語のテラス:四季折々の表情

「入り江のテラス」の先には、「花と物語のテラス」と名付けられた空間がある。「ここは季節ごとに、その季節にあった花々や物語を追体験できるような装飾が見れるんです」羽毛田さんが教えてくれた。

「春は、今ご覧いただいているような新緑やカラフルな花々、この後もその季節の花でいっぱいになります。またまもなく、『ムーミン谷の彗星』の物語の世界に浸れるような展示がはじまります。」

なるほど、と頷く。四季折々の変化を楽しめる場所。それは、ムーミンの物語そのものが持つ、季節の巡りへの敬意とも重なる。

季節ごとの花々が楽しめる「花と物語のテラス」。© Moomin Characters™

暦(こよみ)を巡る花々に、季節の挨拶をして。

「『ムーミン谷の彗星』の物語を表現したテラスが、これから順次登場する予定です」

羽毛田さんの言葉に、期待が膨らむ。物語を、花で、色で、空間で表現する。その試みは、文字や映像では伝えきれない、体験としての物語の深さを教えてくれる。

笑顔と、謎解きの始まり。

「花と物語のテラス」をあとにし、ニブリングの店を通り過ぎると、小さな郵便局があった。

「ここ、面白いですよ」

羽毛田さんがいたずらっぽく笑う。中にはオリジナルのハガキが、目移りするほど並んでいた。風景、キャラクター、季節のデザイン。スタンプやシールまで揃っている。この狭い空間だけで、時間がいくらあっても足りない。

「あとで世界最大級のグッズショップも案内しますね」という羽毛田さんの言葉に、こちらの「お買い物心」が早くも騒ぎ出す。

やがて湖畔に出た。水面はきらきらと光を反射して、まぶしい。そこに広がっていたのは、思いがけないほど穏やかな、北欧のような風景だった。

ムーミンバレーパークの郵便局「POSTI(ポスティ)」。店内にはムーミン谷の仲間たちのポストカードやレターセットがところ狭しと並ぶ。© Moomin Characters™

夕暮れのライトアップ:彗星が流れる

「夕方からも、楽しめるんですよ」

羽毛田さんがそう言って、少し先の小径を指差した。

「アンブレラスカイロードの対岸にある小径では、木々を照らすライトの色が変化して、まるで彗星が流れていくような演出をしているんです」

彗星——『ムーミン谷の彗星』のテーマが、ここでも貫かれている。

「そして、ムーミン谷エリアでは、彗星が迫ってきて、でも無事を安堵した、明るく楽しい雰囲気を、ポップな色合いと動きのあるライトアップで表現しています」

■記者プロフィール
小谷
ナイトランが好きなインドア派。旅と朝カフェ、鮮魚コーナーを愛するJournal-ONE編集部員。ビューティ&ヘルスのオタクを仕事にしていた過去を経て、気づけば書く側へ。
取材・文:
編集部- 小谷( )
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