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選出35名について質問に応えるジョーンズHC‐斉藤健仁撮影
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ワールドカップを見据え、日本代表が2026年の活動を本格化する。エディー・ジョーンズHCは宮崎合宿に参加する35名を発表。若手の抜擢と主力不在の中での再構築が大きな注目を集めている。

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ワールドカップ へ向けた日本代表始動と強化ポイント

リーグワンが終わって間もない中だが、ワールドカップは翌年に迫っている。それを受け、いよいよラグビー日本代表が本格的に始動する。

新設された国際大会『ネーションズチャンピオンシップ2026』が2026年7月に開催。それに向け、宮崎合宿に参加する日本代表35名が、6月10日に発表された。今回の選出は、FW19名、BK:16名となる。

日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が、東京都内で会見を開いた。

ワールドカップ に向け会見に応じるジョーンズHCと長友チームディレクター‐斉藤健仁撮影

会見に応じるジョーンズHCと長友チームディレクター‐斉藤健仁撮影

日本代表スケジュール(6月~8月)

・6月27日(土)JAPAN XV vs. マオリ・オールブラックス(愛知・パロマ瑞穂ラグビー場)

・7月 4日(土)日本代表 vs. イタリア代表(東京・秩父宮ラグビー場)

・7月11日(土)日本代表 vs. アイルランド代表(オーストラリア・ニューカッス)

・7月18日(土)日本代表 vs. フランス代表(東京・国立競技場)

・8月 8日(土)日本代表 vs. オーストラリア代表(大阪・東大阪市花園ラグビー場)

・8月15日(土)日本代表 vs. オーストラリア代表(オーストラリア・タウンズビル)

エディー・ジョーンズHCの謝罪とメンバー選考の背景

ワールドカップへ主力不在の影響は

まず、「ラグビーという競技に対して敬意を欠く行動をしてしまった。そのことをお詫び申し上げます。」と切り出した。

4月のU23日本代表遠征中のこと。レフリーに対して不適切な行動をとったことへの謝罪をした。

そして、「私はオーストラリアでのU23日本代表のツアー中に、レフリーに対して、不適切なコメントをしました。その理由は、自分が率いている若いチームが不公平な扱いを受けていると感じたからです。しかし、それは間違った判断でした。今後は、ラグビーという競技に対して、より大きな敬意を持って尽くしていくことを誓います。」と反省の弁を述べた。

「自分の気持ちを向けるべきなのはイタリア代表戦。そこに向け、しっかりとチームを強化していくこと。」と話したジョーンズHC。7・8月のテストマッチシーズンに向けてのメンバー選考について、「通常であれば試合に出るトップ23に入ってくるような選手が、おそらく10人ほど不在。」と語った。

謝罪するジョーンズHC‐斉藤健仁撮影

謝罪するジョーンズHC‐斉藤健仁撮影

若手台頭と新キャップ候補の存在感

その一方で、新しいキャップを得る可能性のある選手たちが入っている。どの代表チームにも言えることだが、ワールドカップに向けてはやはり選手層を厚くしていくことが大事。

ネーションズチャンピオンシップでの目標について答えたジョーンズHC。

「トーナメントの中で最も競争力のあるチームになること。そして、ワールドカップで日本の皆さんが見たいと思うチームになること。」と、言葉に力を込めた。

日本代表35名の陣容を分析

ワールドカップ に向けたFW陣の強化ポイント

2月にすでに55名の日本代表候補を発表していたジョーンズHC。今回、35名の日本代表だけでなく、21名のトレーニングスコッド、そしてケガで招集できなかった選手を14名あえて発表した。

21名のトレーニングスコッドと、一足先に6月13日に合流する代表選手たちを中心に『JAPAN XV』として、6月27日にマオリ・オールブラックスと対戦する。なお、マオリ・オールブラックス戦にはリーグワンのベスト4の選手は基本的には起用しない方針だ。

また、ワールドカップでの活躍も期待されるケガで招集できなかった14名。彼らは、1ヶ月前後で復帰予定の選手が多いという。8月、オーストラリア代表とのホーム&アウェイの試合に向けては、新たにスコッドに入ってくる可能性はある。

いずれにせよ現在、各ポジション4名ずつ、60名前後が大きなスコッドになる。ただ10名前後、2月の代表候補に名前があったが今回、リストに入っていなかった選手もいる。

「外れた選手たちに関しては、それぞれに直接話をしている。どこを強化していくべきか、何に取り組んでいくべきかということも伝えている。」とジョーンズHCは話した。

バックファイブの層が増したラグビー日本代表

ノンキャップが4人いるFW(フォワード)。これに関しては、大きなサプライズはなかったと言えよう。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
この記事に関連する人物
中山 亮平

1988年生まれ、大阪府出身。日本ラグビー界屈指のBKとして浦安D-Rocksで活躍中。日本代表通算30キャップを誇り、ラグビーワールドカップでは、2019年日本大会と2023年フランス大会に出場。2019年日本大会では、日本代表初のベスト8入りに貢献した。東海大仰星高校3年時には花園で全国制覇を果たし、早稲田大学でも1年時から大学選手権優勝を経験。コベルコ神戸スティーラーズでは12シーズン活躍し、2025-26シーズンからは浦安D-Rocksへ移籍した。

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