リーグワン アワード2025-26開催概要
ベストフィフティーン発表までの流れと投票方式
6月8日(月)に東京都内のホテルで『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 アワード』が開催された。毎年、決勝の翌日に行われているもので、『MVP』『ベストフィフティーン』『新人賞』などの各賞が発表された。
まず、ディビジョン1のベストフィフティーンは下記の通り。日本代表、ニュージーランド代表、南アフリカ代表など各国のスター選手が並んだ。
ベストフィフティーンや新人賞の投票は各チームのHC(ヘッドコーチ)、キャプテン、表彰選考委員会、メディア、ファンの5つのカテゴリーで行われる。カテゴリーでの1位が3点、2位が2点、3位が1点となる。
ベストフィフティーンの投票はプレーオフ開始前、リーグ戦が終わった段階の投票結果になる。それでも、優勝したコベルコ神戸スティーラーズから5人、準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイから3人が選ばれた。3位の埼玉パナソニックワイルドナイツからも3人が選ばれた。

各賞を受賞したスティーラーズの関係者-斉藤健仁撮影
初受賞者の顔ぶれと満票選手の存在感
トップリーグ時代のベストフィフティーンも含めると、スティーラーズのFL(フランカー)ティエナン・コストリー、CTB(センター)タリ・イオアサ、アントン・レイナートブラウン、スピアーズのNO8(ナンバーエイト)マキシ ファウルア、ワイルドナイツのPR(プロップ)クレイグ・ミラー、WTB(ウィング)竹山晃暉、トヨタヴェルブリッツのWTBマーク・テレア、東京サントリーサンゴリアスのFB(フルバック)チェスリン・コルビはうれしい初受賞となった。
なお、満票(15点)はHO(フッカー)マルコム・マークス(スピアーズ)、LO(ロック)ブロディ・レタリック(スティーラーズ)の2人のみだった。PRオペティ・ヘル(スピアーズ)は唯一の5シーズン連続の受賞となり、CTBイオアサは21歳での受賞となった。
ベストフィフティーン発表と選手の躍動
リーグワン ベストフィフティーン-フォワード
・PR1クレイグ・ミラー(ワイルドナイツ/初受賞)
・HOマルコム・マークス(スピアーズ/2季連続3度目※トップリーグ2021で受賞歴あり)
・PR3オペティ・ヘル(スピアーズ/5季連続5度目)
・LOブロディ・レタリック(スティーラーズ/2季連続2度目※トップリーグ2021で受賞歴あり)
・LOハリー・ホッキングス(サンゴリアス/3季ぶり2度目)
・FLアーディ・サベア(スティーラーズ/2季ぶり2度目)
・FLティエナン・コストリー(スティーラーズ/初受賞)
・NO8マキシ ファウルア(スピアーズ/初受賞)
リーグワン ベストフィフティーン-バックス
・SH TJ・ペレナラ(リコーブラックラムズ東京/2季連続2度目※トップリーグ2021で受賞歴あり)
・SO山沢拓也(ワイルドナイツ/初受賞※トップリーグ2018-19で受賞歴あり)
・CTBタリ・イオアサ(スティーラーズ/初受賞)
・CTBアントン・レイナートブラウン(スティーラーズ/初受賞)
・WTB竹山晃暉(ワイルドナイツ/初受賞)
・WTBマーク・テレア(ヴェルブリッツ/初受賞)
・FBチェスリン・コルビ(サンゴリアス/初受賞)
アーリーエントリー初の新人賞と満票選出の衝撃
リーグワン 新人賞・上ノ坊駿介の快挙
続いて、日本代表への登竜門的な賞である新人賞。こちらもリーグ戦終了時点での結果となる。
選出されたのは、スティーラーズのFB上ノ坊駿介(天理大学出身)。2月からリーグ戦12試合で連続先発を果たし、10トライを挙げた。加えて、プレーオフ2試合でも先発し、1トライを挙げる活躍を見せた。
新人賞は9試合(18節の半分)以上に出場すること、レッドカードをもらわないことなどが条件だ。
その中で、4シーズン目を迎えるアーリーエントリー制度(主に大学4年生が1月の大学選手権決勝終了後に出場できる制度)の選手が新人賞を受賞したのは初めて。初出場の試合からハットトリックを達成した上ノ坊は満票での選出となった。
なお、上ノ坊は今シーズン、新人賞に選ばれたため、来シーズンは対象とはならない。
2位となったのは、FL青木恵斗(ヴェルブリッツ)で6点。3位には、SH上村樹輝(スティーラーズ)、HO佐藤健次、FLユアン・ウィルソン(ともにワイルドナイツ)が2点で並んだ。
加えて、上ノ坊と同様にアーリーエントリーから存在感を示したFLヒンガノ・ロロヘア(ヴェルブリッツ、朝日大学出身)も3位に入った。

新人賞のFB上ノ坊。プレゼンターはBリーグ・アルバルク東京のテーブス海選手-斉藤健仁撮影

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