色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

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ラグビー日本代表 5度目のワールドカップ出場を目指すFLリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)-斉藤健仁撮影
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キャンプ地に掲げられた「超速ラグビー」のスローガン‐斉藤健仁撮影

キャンプ地に掲げられた「超速ラグビー」のスローガン‐斉藤健仁撮影

勇気とリスクを伴うアグレッシブなプレースタイル

ジョーンズHCは「ジャパンのラグビーには勇気、度胸が必要。試合の中には、テンポを上げる機会がある。フィジカルでは、他の国より劣っている部分もある。我々は、テンポを上げるチャンスを、積極的に、自発的に探していきたい。そのチャンスを生かすためには、勇気が必要。非常にアグレッシブにプレーしなければならない。そして、リスクを取ることも必要。我々は、少しずつ、そのようなチームになり始めている。今年は、さらに進化するための機会。」と語気を強めた。

ケガなどのコンディション都合で14人が招集できなかったこともあるが、今年の日本代表の大きな特徴の1つはリーグワン1~2年目や、大学生の若い選手が多いことだ。

37歳で、5度目のワールドカップ出場を目指すFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)リーチ マイケル(ブレイブルーパス東芝)。「若い選手が出てきて、レギュラー争いは毎日真剣に取り組まないと厳しい戦いになる。若い選手は生き生きして、学ぶのが早い。スキルも高いし姿勢も良い。そんなに学生の選手とのギャップは感じない。」と話した。

現にリーチはアタック&ディフェンスの練習で、スコッド中の最年少のCTB(センター)佐藤楓斗(帝京大学3年/トレーニングスコッド)に、組織ディフェンスで出てはいけない場面で出ようとして、「前に出るな!」と指摘されて「勉強になりました」と苦笑していた。

大ベテランとなったFLリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)‐斉藤健仁撮影

大ベテランとなったFLリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)‐斉藤健仁撮影

若手台頭で変わる日本代表の勢力図

ラグビー日本代表 新戦力の台頭と評価

日本代表の若手の代表例は以下の選手たち。

まずは、リーグワンの新人賞対象だった2年目の選手、SH上村樹輝とWTB(ウィング)植田和磨。つづいては、アーリーエントリーから新人賞を受賞したFB(フルバック)上ノ坊駿介(いずれもコベルコ神戸スティーラーズ)だ。

加えて、大学生からもU23日本代表を経て昇格した3選手。PR(プロップ)大塚壮二郎(関西学院大学4年)、SH渡邊晴斗(近畿大学4年)、SO(スタンドオフ)伊藤龍之介(明治大学4年)の6人だろう。

パリ五輪代表でもあったWTB植田のみ昨年の代表活動に参加しキャップを得た。しかし、残る5人は初の代表合宿となり、精力的に練習に参加していた。

2月の日本代表候補に名前はなかったFB上ノ坊。しかし、「神戸での15番での活躍とパフォーマンスはスコッドに入るに値するものだった。」とジョーンズHCが評価。その結果、初の代表入りとなった。

FB上ノ坊は「リーグワンで試合に出させてもらって、こういう機会が得られたので、神戸のチームメイトに感謝しながら、ここで挑戦して食らいついていきたい。神戸の時もレベル高かったが、日本代表もレベルが高いし、昔からテレビで見ている人たちや、すごいなと思っている選手と一緒にプレーできていると実感している。」と声を弾ませた。

ラグビー日本代表 リーグワン新人賞のFB上ノ坊駿介(コベルコ神戸スティーラーズ)‐斉藤健仁撮影

リーグワン新人賞のFB上ノ坊駿介(コベルコ神戸スティーラーズ)‐斉藤健仁撮影

10番を担う伊藤龍之介の役割と期待

また、2月から『JAPAN TALENT SQUADプログラム』合宿から参加しているSO伊藤も初の代表入り。伊藤は、4月のU23日本代表のオーストラリア遠征でも4試合に先発。加えて、5月の日本選抜戦でも2試合に先発していた。

SO小村真也(トヨタヴェルブリッツ)がケガで離脱。その結果、SO伊藤は日本代表では唯一の10番の専門選手となり、活躍が大いに期待がかかる。

「インスタグラムを見て、代表入りを知りました。」という伊藤。

「まだ代表としての自覚、実感はまだちゃんと湧いてない。だが、1日1日の練習が本当に勝負。加えて、レベルアップできるチャンスだと思っているので、本当にすごく楽しい。10番を任せてもらえることになったら、しっかりアタックをリードして、ジャパンの超速ラグビーを引っ張っていけるよう、フレッシュにがんばりたい。まず、マオリ・オールブラックス戦に対してフォーカスしていきたい」と語気を強めた。

昨季、明治大学を優勝に導いたSO伊藤龍之介-斉藤健仁撮影

昨季、明治大学を優勝に導いたSO伊藤龍之介-斉藤健仁撮影

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス
アミノバイタルトレーニングセンター宮崎
  • 山陽新幹線 JR博多駅 - 九州新幹線(50分)- JR新八代駅 - バス(130分)- JR宮崎駅 - バス(26分)- 江田神社停留所 徒歩8分
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
この記事に関連する人物
中山 亮平

1988年生まれ、大阪府出身。日本ラグビー界屈指のBKとして浦安D-Rocksで活躍中。日本代表通算30キャップを誇り、ラグビーワールドカップでは、2019年日本大会と2023年フランス大会に出場。2019年日本大会では、日本代表初のベスト8入りに貢献した。東海大仰星高校3年時には花園で全国制覇を果たし、早稲田大学でも1年時から大学選手権優勝を経験。コベルコ神戸スティーラーズでは12シーズン活躍し、2025-26シーズンからは浦安D-Rocksへ移籍した。

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