
東洋大学NO8ロケティ。1年生らしからぬキャリーを繰り返した‐斉藤健仁撮影
帝京大学が圧倒したBグループとCグループの戦い
大学ラグビー最強候補・帝京大学の現在地
Bグループは昨季大学選手権ベスト4の帝京大学が、5連勝で全勝優勝を果たした。しかも全試合で3トライ差のボーナスポイントつきの勝利。トライ数は62トライ、失トライは4つという圧倒的な内容だった。
2位は慶應義塾大学(4勝1敗)、3位は法政大学(2勝3敗)が続いた。そして、4位は流通経済大学(2勝3敗)、5位は立正大学(1勝4敗)、6位は日本体育大学(1勝4敗)の順となった。
なお、東日本大学セブンズで優勝した帝京大学は、招待試合や練習試合で明治大学(○40-19)、早稲田大学(○33-32)、東海大学(○54-5)とAグループのチームに勝利。その結果、15人制でも全勝で春を駆け抜けた。
帝京大学のキャプテンPR森山飛翔(4年)は早稲田大学との強化試合で、33-32と逆転勝利。その後の取材で、「積み上げてきた8人で組むという自分たちのスクラムが組めた。後半、チームがしっかり心を折らず、ベンチから入ってきた選手が勢いを持って来てくれ、チームとして諦めずに自分たちのラグビーをしようとした結果、勝利につながった。」と自信を深めていた。

帝京大学を牽引するPR森山主将。春は7人制に続き、15人制でも全勝-斉藤健仁撮影
Cグループを制した立教大学
また、Cグループも対抗戦勢の立教大学が5戦全勝で優勝した。その立教大学に19-17で接戦の末に敗戦した日本大学(4勝1敗)が2位。今年、1部に再昇格した専修大学が3位(3勝2敗)、2部に降格した大東文化大学が4位(2勝3敗)となった。さらに、5位が青山学院大学(1勝4敗)、6位が対抗戦Bグループの武蔵大学(5敗)という順位となった。
大学ラグビーで注目度の高い対抗戦。やはり今年も早稲田大学、明治大学、筑波大学、そして王座奪還を狙う帝京大学が優勝争いを演じることになりそうだ。
大学ラグビー春季大会関西編|京都産業大学が関西制覇
大学ラグビー西の王者を決める 『関西大学春季トーナメント』。こちらは、昨季大学選手権ベスト4の京都産業大学(関西大学リーグ2位)が2年ぶり6度目の優勝。天理大学(昨季1位)を28-24で下し、昨秋のリーグ戦のリベンジを果たした結果だ。

京都産業大学の石橋キャプテン プレーでチームを引っ張りたい‐斉藤健仁撮影
京都産業大学と天理大学が決勝へ
11回目を迎えた関西大学春季トーナメントは12校によって争われる。今年は5月10日に始まり、6月28日に決勝が行われた。
トーナメントに出場したのは関西大学ラグビーAリーグの8校(天理大学、京都産業大学、関西学院大学、同志社大学、関西大学、近畿大学、立命館大学、摂南大学)。つづく、昨季のBリーグ上位の2校(龍谷大学、大阪体育大学)。
加えて、昨季の東海王者・朝日大学、中国地区王者・IPU環太平洋大学が加わった12校。昨季のAリーグ上位の4校は1回戦がシードされた。なお、トーナメント戦だが、敗者同士も試合を行い、1~12位も決定する。
大学ラグビー関西の王者は昨季、初優勝を飾った立命館大学だった。しかし今年は、関西王者の天理大学、昨季2位で大学選手権ベスト4の京都産業大学の2強が優勝候補として予想されていた。
2回戦で天理大学は朝日大学に104-0で大勝。一方の京都産業大学は、立命館大学(昨季7位)に19-7で辛勝した。また、関西大学(昨季5位)が同志社大学(昨季4位)を43-12で勝利。近畿大学(昨季6位)は関西学院大学(昨季3位)を52-38で下した。その結果、昨季のトップ4のうち、2校がいきなり2回戦で敗退する結果となった。
代わって3回戦は2試合とも接戦となる。天理大学は36-31で関西大学を、京都産業大学は27-26と1点差で近畿大学に勝利。とはいえ、戦前の予想通りに2強が決勝に進出した。
大学ラグビー関西王者となった京都産業大学
3位決定戦は勢いのあるチーム同士、近畿大学と関西大学が対戦した。近畿大学が17-0とリードしたが、関西大学も意地を見せる。その結果、31-31の同点となり両校が3位に輝いた。
そして、決勝戦は京都産業大学が14-0と先手を取ってリードを奪った。しかし、天理大学が畳みかけて4トライ。その結果、天理大学が14-24とリードして折り返した。後半は再びセットプレー、守備で優位に立った京都産業大学が優勢に。後半は、京都産業大学が相手を零封して28-24で逆転勝利。京都産業大学が2年ぶり6度目の春の関西王者に輝いた。

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