
大谷(後ろは平野)-斉藤健仁撮影
Q:そんな学生時代に言われて励まされた言葉はありますか。
大谷:何かを言われた記憶はありませんが、すごく理不尽な環境でやってきたという記憶はあります(笑)。そういう環境にも耐えてきたので、メンタルの部分は為になっていると思います。一方で中学の時は走って食べて…いう感じで体力をつけていたので、それも今に活きているのかなと思いますね。
日本代表としての経験
Q:大谷選手は日本代表も経験されていますが、それはどう活かされていますか。
大谷:私は負けず嫌いなのでスポーツをやる以上はやはり結果にこだわってしまうんです。もちろん過程も大事ですが、やっぱり勝ちたいし、自分がすごい成長したいって思ってしまうんです。そういう意味では代表でプレーできることは、貴重で手放したくないと思う環境です。チームに帰ってきた時も、できる限り代表での経験を還元して、チームの成長に繋げていけたらと思います。

中国代表チェン・キー、豪州代表デイビス、日本代表の大谷-斉藤健仁
Q:代表でのパフォーマンスが上がってきてると聞きました。そのあたりはご自身でどう思いますか。
大谷:前にもそう言っていただけることがありました。でも、自分ではすごく調子が良いとは感じていないんです。でも、そんな中でも2、3年前から変わったのは外国人ヘッドコーチに色々な細かいスキルを教えてもらってからだと思います。ラグビー以外ではリカバリーの部分も長門に来てから学ぶことが多くありました。プレイヤーとしてもしっかり成長できたのも良くなった理由のひとつですね。
4連覇をかけて挑む
セブンズの未来
ここからはセブンスをまだ知らない人へ、その魅力を教えてもらう。
Q:改めて、セブンズの魅力はなんだと思いますか。
大谷:試合時間も14分と短いですし、常にボールも人も動きがスピーディーで、とても展開が速いのがセブンズのいいところかなと思います。15人制ほどコンタクトが厳しいわけではないですが、セブンズなりのパワフルなところも見られるんです。やはりスピーディーとパワフル、そこが魅力です。試合時間は短いですが1日に多くて 3試合もあるんです。その分、スタミナも大事になりますし、切り替えが大事なスポーツでもあります。勝っても負けても切り替えて、次に進まないといけない。それが セブンスの難しいところではあるかなと思います。

試合後にはリラックスした表情で練習を振り返る-斉藤健仁撮影
Q:それでは、大谷選手が感じるブルーエンジェルスの魅力は何ですか。
大谷:全員が貪欲で「勝ちたい」「成長したい」という意欲がすごくあります。それが全員が同じ方向に向かって進んでいける、強い理由だと思います。
最終決戦がついに始まる
ローレンスHCから見た大谷選手は「(大谷)芽生については、ここ数年間プレーを見てきました。そして以前からとても高く評価していました。実際にこちらへ来て、彼女を指導できることを楽しみにしていました。そして、まさに期待していた通りの選手でした。とても努力家で、プロ意識の高い選手です。常に自分のベストを尽くそうとします。彼女が試合に関われば、チームを勝利に近づけてくれる。彼女はそういう選手です。力強さだけでなく、スペースを作ったり、決定的な場面を生み出したりする敏捷性も持っています」と話す。

ながとブルーエンジェルス は国籍、年齢関係なく一体感が大きな武器となっている‐斉藤健仁撮影
Q:最後にファイナルに向けての意気込みをお願いします。
もちろん優勝してみんなで笑って終わりたいです。この間の北九州大会をスタンドで見てて、“ながと”を応援してくれているファンの方を近くで感じました。今の会社の方や家族や長門市から来てくださる方もいたり、そういうファンの方を近くで感じて、これって当たり前じゃないと思います。そういう応援してくれる方にも喜んで終わってもらいたいので、本当に良い結果を報告できるように、チームでいい準備をして勝ち切って終わりたいと思います。

何より準備が大事!と話す大谷選手-Journal-ONE撮影

















