
トリックアートで万次郎になりきることができます‐Journal-ONE撮影
さらに、船上でロープを結ぶ際に使う結索法を体験できるスペースがあるのでやってみることに。見本が目の前に書かれているにも関わらず、なかなか成功できない辻井選手と吉本選手。田内選手は少し時間はかかりましたが、綺麗に結ぶことができていて満足そうでした。
見るだけではなく、実際に体を使って楽しめるのもこの資料館のポイント。その後は日本に帰ってきた万次郎の道のりを知ることができる展示へと、進んでいきます。

結索法ができて満足そうな田内選手-Journal-ONE撮影
後半は万次郎が国を動かす
中盤から後半にかけては、アメリカで最新の学問を収めた万次郎が、いかにして日本へ戻り、国を動かす存在になっていったかが詳しく紹介されています。
例えば、ペリー来航によりアメリカの情報を必要とした幕府は万次郎を直参として異例の抜擢をしたり。今までに聞いたことがある歴史の出来事に関わっていたのです。
最初は歴史に対して少し堅いイメージを持っていた選手たち。しかし、体感型の展示を通じてすっかりジョン万次郎の生涯に興味津々な様子です。

日本の歴史に大きく関係する万次郎を知ることができました-Journal-ONE撮影
14歳という若さで、言葉も通じないアメリカに飛び込んだ万次郎。どんな困難に直面しても諦めずに学び続け、ついには歴史を動かす力となった生き様。同じように日々グラウンドで厳しい練習に打ち込み、目標に向かって挑戦を続けるヴェールズの選手たち。その熱いスピリットは似るものがあるようで、深く胸に刺さるものがあったようです。
万次郎愛がつまった見どころ
館内をじっくり巡っていると、案内をしてくれたガイドの方が万次郎にまつわるこぼれ話やエピソードを詳しく解説してくれました。
「実は万次郎は、日本で初めてネクタイを着用した人物とも言われているんですよ」「ウインタースポーツのスケートや、珈琲の美味しさを日本に伝えたのも万次郎なんです」といった裏話を聞くたびに、「えっ、それも万次郎さんなんですか!?」と目を丸くする3人。
身近にあるものが万次郎によってアメリカから伝えられたとは、一同驚きです。他にも、英語のアルファベットを覚えるための「ABCの歌」を初めて伝えたり。さらにアメリカで学んだ最新の航海術、測量技術、造船指揮、近代捕鯨法などを日本に持ち帰り、幕府や志士たちに直接指導したそうです。

身近なものが万次郎と関係があることが分かり、3人も驚きが隠せません-Journal-ONE撮影
さて、皆さんも今回の内容を見てジョン万次郎に興味を持ったはず!実はジョン万次郎の生涯をリアルに見ることができる機会が2年後にあります。なんと万次郎の生涯を描いた大河ドラマの放送が決定したのです。この記事だけでは分からない万次郎のことを知る絶好の機会。今後も資料館には多くの人が駆けつけ、人気スポットとなることでしょう。ぜひチェックしてください!
カフェで余韻に浸る時間
教科書の中の歴史上の偉人から、とても身近で尊敬できるひとりの人間へと変わっていくのを実感した選手たち。
約60分かけてじっくりと館内を鑑賞した後、最後には見学の機会をいただいた感謝と、今後の施設への応援の気持ちを込めて、3人からサイン色紙をプレゼントさせていただきました。
館内には併設されている「海風食堂」もあり、巡った後に万次郎が伝えた珈琲を飲みながら余韻に浸るのもあり。目の前には海も広がっているので、展望台からぜひ大海原を眺めて万次郎の旅を思い浮かべてみてもいいかもしれません。

資料館内にある海風食堂でゆっくり時間を過ごすのもあり-Journal-ONE撮影
最後に
そしてジョン万次郎資料館の見学を最後に、今回の「四国を元気に!プロジェクト」は終了。今年も高知県幡多エリアの皆さまとの交流で絆を深めることができました。
そして豊かな自然と生き物たちの生態に触れ、高知の底知れない魅力を実感することができた選手たち。自然の恵みと豊かな歴史、そして温かい地域の人々に支えられている幡多エリア。そこは訪れる人にたくさんの笑顔と感動を与えてくれる特別な場所でした。
















