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富永:僕もそういうときはあります。でも、そういう時こそ3ポイントを打ち続けるべきではないと思っています。ちょっと中に切り込んでレイアップをしたり、近くからまず2点を決めるようにするんです。まず得点を重ねていけば気持ち的にも落ち着くと思いますし、距離も掴んでいけば3ポイントの流れもつくれるのではないかと思いますね。

トークセッションでは高校生たちの悩みに真剣に向き合う様子も-アンダーアーマー提供

富永選手に対する疑問も

さらには少し面白い回答を聞ける場面も。

高校生:シュートをするときはどんな気持ちで打っていますか?

富永:投げれば入るんじゃないかという気持ちで打ってます。打たないことには点も取れないですし、やはりシューターは試合の勝敗を大きく左右する立場です。その中でも、プレッシャーを逆に楽しむというか、「練習してきたし打てば入る」ぐらいの気持ちで打つようにしてますね。

そして試合に出ることも多い高校生からのこんな質問も。

高校生:試合の日のルーティンはありますか?

富永:僕はルーティンはあまりなくて、逆に作るのが嫌いなんです。良いも悪いも、ルーティンをやったから…とか、今日やってない どうしようと考えすぎてしまうんです。なのでルーティンは作らないようにしています。ですが、ストレッチやシューティングもその時によってやる場所、位置を気分で変えるようにしています。

日々の悩みや、疑問に真摯に応えていく富永選手。トークセッションは30分ほど行われ、その後は実際にシューティングをレクチャーしていきます。

富永選手への質問にはたくさんの高校生が手を挙げましたーJournal-ONE撮影

シューティングを細かく指導

10人ずつに分かれて行われたシューティング練習では、高校生が打つところを富永選手が一人一人回ってアドバイスを送っていく様子が。

「言うことが何もないくらい、みんな上手ですね!」と高校生たちのレベルの高さに最初はびっくりしていた富永選手。そんな中でもシュート時のステップの向きや、ボールの持ち方などの各々のクセを見抜いて指導していきます。

時には準備動作で少し無駄があるとアドバイスをもらった後に、手首の調子がよくないことを明かした高校生が。すると、それを考慮したうえでどんな動作がしやすいのかを聞き出し、ベストなシュートモーションを教えるという場面も。

一人ずつ回って丁寧にアドバイスする富永選手-Journal-ONE撮影

ただ教えるのではなく、選手一人一人に寄り添ったアドバイスを送っていく富永選手。たった一言で、モーションがスムーズになったり、シュートが安定したり。的確なアドバイスをする富永選手はもちろんですが、それをすぐに実行して結果を出せる高校生たちにも驚かされます。

トップレベルで活躍する富永選手にマンツーマンで教わるという貴重な体験をした高校生たち。終盤には富永選手との3ポイントシュート対決や、デモンストレーションを行い最後まで大盛り上がりのクリニックとなりました。

高校生と向き合って

「このようなクリニックは、なかなかない機会なのですごく新鮮な気持ちで楽しかったです。1つでも掴んで帰ってもらえたら嬉しいなという気持ちでやっていました」 

代表活動中ではありながらも、高校生との交流の場を設けてくれた富永選手。自身も学生時代にクリニックを通して、吸収したものが多かったそう。「教える、教わるの両方を経験しているからこそ、クリニックを受けた方々の気持ちはすごく分かります。こういう機会で聞いた言葉は、将来すごく大きな意味をもたらすと思っています。なので自分もこうやって還元していけたら嬉しいです」と明かした。

ボールの指のかけ方を指導する富永選手-アンダーアーマー提供

富永選手のプロとしてのバスケ人生はまだ始まったばかり。今後の目標としては「個人的にはまずBプレミアで結果を残して、優勝したいと思っています。そこからまたNBAに挑戦できたらいいかなと思います」と力強く話してイベントを締めました。

また同じコートで

今回、高校生との交流でお互いを刺激し合った富永選手。次世代を担う若きプレーヤーたち。彼らはトップを目指して力強くバスケと向き合っていたのでした。そんな姿を見てさらなる活躍を意気込んだ富永選手。

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