参加を重ねると、顔なじみが増えていくのもこの形式の良さです。パデルは4人そろわないとゲームができない競技なので、一緒に打てる相手ができると誘い合ってコートを取れるようになります。レベル指定のあるイベントも多いため、募集要項を見て自分に合うものを選びましょう。
自分のラケットは何回か通ってから買うと失敗しにくい
道具の購入を急ぐ必要はありません。数回はレンタルで試し、続けられそうだと感じてから検討すれば十分です。ラケットは形状や重さで扱いやすさが変わるため、何本か借りて感触を比べておくと、自分に合うものが見えてきます。
購入するなら、まずは扱いやすい初心者向けモデルからで構いません。ダンロップも、パデルの面白さを知って本格的に始める段階になったら、リーズナブルな初心者用モデルの購入を検討するよう案内しています。施設で試打できる場合もあるので、店頭で買う前にスタッフへ相談してみるのもおすすめです。
初心者がつまずきやすいポイントと対策

始め方が分かっても、実際にコートに立つと戸惑う場面はあります。ここでは、初回に多くの人が引っかかるポイントと、その場で試せる対処法をまとめました。あらかじめ知っておくと、1回目から楽しさを感じやすくなります。
壁から跳ね返るボールを待てないときは、一歩下がって構える
パデル最大の特徴である壁は、初心者がもっとも戸惑う部分でもあります。テニスの感覚が抜けないと、ボールが壁に届く前に打ちにいってしまい、詰まった体勢で打つことになりがちです。跳ね返ったあとのボールは勢いが落ちるため、慌てる必要はありません。
対処法はシンプルで、壁に向かうボールを見たら意識的に一歩下がることです。バウンドしてから壁に当たり、戻ってきたところを打つのがパデルの基本になります。最初は「待ちすぎかな」と感じるくらいで丁度いいでしょう。この間合いに慣れると、ラリーが続く時間が一気に伸びていきます。
1人参加で気後れしてしまう場合は、初心者限定の回を選ぶ
1人で申し込むとき、経験者ばかりだったらどうしようと不安になる方は多いものです。この不安は、イベントの選び方でほとんど解消できます。初心者限定や未経験者向けと明記された回であれば、参加者の前提がそろっているため居心地の悪さを感じにくくなります。
もう1つの方法が、体験レッスンから入ることです。コーチが進行を組み立ててくれるので、自分で動き方を判断する場面がありません。パデルはペアを組み替えながら進めることが多く、自然と会話が生まれる競技です。最初の30分を越えれば、周囲との距離はあまり気にならなくなるでしょう。
力んで打ちすぎてしまうときは、ボールの性質を思い出す
思い切り打ったのにボールが飛びすぎて壁を直撃した、という経験は初心者によくあります。パデルボールはテニスボールより空気圧が低く、反発が小さめですが、コートはテニスの半分ほどの広さです。強く打つとすぐに壁まで届いてしまいます。
意識したいのは、飛ばす力よりコースと高さです。相手の足元へ低く返す、あるいは高く上げて時間をつくるといった組み立てのほうが、パデルでは効果的に働きます。ラケットが短く手のひら感覚で扱えるぶん、軽く当てるだけでも十分にボールは飛びます。力を抜いたほうが返球は安定するので、まずは当てにいく感覚を大切にしてみてください。
よくある質問(FAQ)
最後に、パデルを始める前に寄せられることの多い疑問をまとめました。予約の前に気になる点があれば、ここで解消しておきましょう。
運動経験がなくてもプレーできますか
問題ありません。パデルはラケットが短く板状で、どこに当たってもボールがまっすぐ飛びやすいつくりになっています。日本パデル協会も、コートが小さくラケットが扱いやすいため、スポーツ初心者や子ども、高齢者などレベルを問わず楽しめると説明しています。ほとんどの方が20分ほどでプレーの要領をつかめるとされており、初日から試合形式まで進める場合も多いでしょう。
1人で申し込んでも大丈夫ですか
体験レッスンや初心者向けイベントであれば、1人での参加を前提としているものが多くあります。コーチや他の参加者とペアを組む形で進むため、知り合いがいなくても困りません。一方、レンタルコートは自分たちでメンバーをそろえる必要があるので、1人の場合はレッスンやイベントから始めるのが確実です。
何歳から始められますか
明確な年齢制限はなく、施設によってはジュニア向けのクラスを用意しています。小学生以下の料金を別に設定している施設もあり、家族での利用にも対応しています。年齢の下限や保護者の同伴が必要かどうかは施設ごとに異なるため、申し込み前に確認しておきましょう。
雨の日はプレーできますか
屋内コートや全天候型のコートであれば、雨天でも通常どおり利用できます。屋外コートは中止になる場合があり、砂入り人工芝のコートは乾きが早いため、雨上がりなら短時間で再開できることもあります。判断の基準とキャンセル規定は施設によって違うので、予約時に確認しておくと当日に慌てずに済みます。












