パデルがアジア大会の正式種目に
テニスとスカッシュの要素を併せ持った、スペイン発祥の新しいラケットスポーツ「パデル」。現在世界中で急速に人気が高まっており、アジア競技大会の正式種目にも選出されるなど。今最も注目を集めているスポーツのひとつです。
今回は、そんな今大注目のパデルがどんな競技なのかを実際に体験してみました。訪れたのは東京スカイツリーの真下にある「パデル東京 ミズマチ」。ここは初心者から上級者まで楽しめる本格的なパデルコートです。

東京スカイツリーの真下にある「パデル東京ミズマチ」ーJournal-ONE撮影
「パデル東京 ミズマチ」は浅草駅から東京スカイツリーに向かう途中にあります。なので人通りも多い場所なのです。そして透明なガラスとフェンスで囲まれたコートは外からもプレーが丸見え。道行く観光客や外国人の方々も興味津々な様子で立ち止まるなんてこともあります。
ベテラン選手からの直接指導
今回私たちを指導してくださったのは、パデル東京を運営する株式会社 Padel Asia代表取締役社長の玉井 勝善さん。そしてマネージャーの西尾 健成さんです。お二人は全国ベテランパデル大会(50歳以上の部)で優勝された実績をもつペアでもあります。
元々IT事業の会社を経営されていた玉井さんは、パデルと出会ってその魅力に触れたことで「Padel Asia」を設立。現在は全国各地にパデルコートを設置するなど普及活動に尽力されています。また、元々テニス出身の西尾さんは「テニスはどうしても実力通りの結果になってしまう。でもパデルはペアとの連携などの戦略で自分より強い選手に勝つことができるスポーツ」だと、その奥深さにすぐハマったと語ってくださいました。

今回指導してくれたのは玉井さん(左)と西尾さん(右)ーJournal-ONE撮影
初心者でもすぐ打てる!パデルの特徴と道具の秘密
まずはパデルとはどんな競技なのか教えていただきます。使用する専用ラケット「パドル」はテニスラケットよりも短く、ガットの代わりに穴の開いた板状の面が特徴。その重さは約350g前後です。柄が短いため手の延長のような感覚で扱いやすく、初心者でも簡単にボールを打ち返すことができます。
使用するボールは硬式テニスボールの空気圧を少し減らしたようなもの。なので打球感も心地よく感じられるのです。

扱いやすい大きさのパドル。必ず手に紐を通して使用しますーJournal-ONE撮影
そしてコートはテニスコートよりも一回り小さく(20m × 10m)、周囲を透明なガラス壁と金網で囲まれています。一度地面にバウンドした後、壁に跳ね返ったボールもそのままプレーを継続できるため、スカッシュのような立体的なラリー展開が楽しめるのが最大の魅力。
ポイントの数え方やゲームの流れはテニスとほぼ同様。ですが、サーブは腰の高さ以下から打つアンダーサーブで行います。そのためサーブ権による極端な有利不利がなく、ラリーが続きやすいのも特徴となっています。
さっそくパドルを持ってみた私たち。感想としては、卓球のラケットを大きくしたようなイメージでした。内部には発泡ウレタン系の素材が使われており、表面はカーボンで覆われています。なお、パドル内部に水分が入ると中の発泡ウレタンが膨張してしまうそう。さらに地面が濡れているとボールも重くなってしまうため、パデルは基本的に雨天時には行わないスポーツなのだそうです。
意外と難しい?簡単そうで奥が深い
パデルはダブルスで行う競技。ということでソフトボール経験のある私と、ソフトテニス経験者の女性ペアで挑戦することに。
ます最初に行ったのはパドルの上でボールを裏表交互に跳ね返す動き。これは球技経験者の私たちは難なくこなすことができました。

テニスと似たようで少し打ち方が違うのがパデル-Journal-ONE撮影
続いて、ペアで10mほど離れて山なりのボールで打ち合います。これで徐々に距離感や足運びに慣れていきます。その後はネットを挟んで相手のコートにワンバウンドで返すラリーに。最初はパドルの短さに苦戦して、届く範囲を見誤ってしまうことも。テニスラケットの約半分の長さしかないので、打ちやすいところまで移動をする足運びがとても重要になります。















