侍ジャパン大学日本代表28名が、7月に台湾・台中で開催される「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」に挑む。 新設大会の初代王者を目指し、大学球界のトップ選手たちが国際舞台に集結する。
大会概要と侍ジャパン大学代表の決定
本年7月に台湾・台中で開催される「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」。この大会に出場する、侍ジャパン大学日本代表28名が決定した。新設されたこの大会は、日本、アメリカ、チャイニーズ・タイペイが主体となる。
大学野球をメインとした新たな国際大会。本年は台湾・台中市内で、招待チームとして韓国を加えた4チームで総当たり戦を行う。さらに、決勝ラウンドとしてトーナメント形式で初代王者を決定する。
トップレベルの大学野球選手たちが国際舞台で活躍できる場ができる。この取り組みは、大学野球の新たな価値を生み出す大会となると期待される。
侍ジャパンのメンバーは、先日開催された全日本大学野球選手権で活躍した選手も多い。MVPを獲得した米沢友翔(関西大学)をはじめ、プロ注目の選手たちが選出された。

大学野球選手権MVPの米沢友翔(関西大学)-Journal-ONE撮影
侍ジャパンを牽引する左腕陣の厚み
侍ジャパンの左腕エース候補・米沢友翔
まずは、全日本大学野球選手権で関西大学を優勝へ導き、MVPを獲得した米沢友翔。当然、今大会でも侍ジャパン左腕陣の中心となる存在だ。キレのある直球と自在な変化球を武器に、試合の流れを読む投球術にも優れる。大学球界屈指の安定感を誇り、国際大会でも先発の柱として期待される。
藤本士生・渡辺和大ら実績豊富な左腕たち
つづくは、慶應義塾大学の渡辺和大。東京六大学では7勝を挙げて優勝に貢献。さらに全日本大学野球選手権でも準優勝に貢献した実力派は、強気の投球スタイルが魅力だ。
加えて、激戦・東都大学野球連盟を制した國學院大学の藤本士生。全日本大学野球選手権でもベスト4入りの原動力となった左腕で、要所を締める投球が光る。
米沢、藤本、渡辺という3人の左腕が揃うことで、侍ジャパンの投手陣は国際大会でも屈指の厚みを誇る。

侍ジャパンでも活躍が期待される渡辺(慶應義塾大学)-Journal-ONE撮影
侍ジャパンの右腕陣がもたらす破壊力
最速155km/hの猪俣駿太が放つ圧倒的球威
右腕ではまず、東北福祉大学の猪俣駿太の名が挙がる。最速155km/hのストレートを誇る本格派右腕だ。大学球界でも屈指のパワーピッチャーとして知られ、国際大会でも強打国相手に真っ向勝負できる存在。加えて、球威だけでなく、スライダーやフォークの精度も高く、短期決戦でのキーマンとなる。

東北福祉大学の155㌔右腕・猪俣駿太-Journal-ONE撮影
二冠に貢献した鈴木泰成の完成度
つづいては、青山学院大学の鈴木泰成も注目の右腕だ。昨年の全日本大学野球選手権と明治神宮大会の二冠達成に大きく貢献した鈴木。制球力と投球術に優れ、試合を組み立てる能力が高い。
猪俣のパワーと鈴木の技巧が揃うことで、侍ジャパンの右腕陣は多様性と安定感を兼ね備える。
侍ジャパン打線の軸となる主将・渡部海と若き才能
一方、野手陣も充実した投手陣に負けず、タレント揃いの侍ジャパンとなった。
まずは、捕手としてのインサイドワークと強肩が魅力な青山学院大学の渡部海。その守備力はもちろん、勝負どころでの打撃にも定評がある。加えて、攻守の要としてもチームをまとめる存在で、侍ジャパンでも主将を務める。
つづいて、慶應義塾大学から選ばれた主将の今津慶介と林純司。彼らも、大学野球選手権準優勝の原動力となった勝負強い打撃が魅力だ。国際大会でも中軸を担う可能性が高い。
さらに、2年生ながら代表入りした法政大学の井上和輝と境亮陽の外野手コンビ。彼らも、若さと勢いを兼ね備えた注目株だ。
このように、経験豊富な上級生と伸び盛りの若手が融合することで、打線の厚みは大きく増している。

長打力も魅力の青山学院大学の渡部-Journal-ONE撮影
侍ジャパン代表選手一覧(28名)
※数字は背番号
投手
11 鈴木 泰成(青山学院大学)














