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Windows3 に向け合宿で練習する渡邊雄太-永塚和志撮影
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Window3 が今、始まろうとしている。男子バスケットボール日本代表が臨むFIBAワールドカップ出場を懸けて挑むアジア予選 を展望する。

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Window3 日本代表が挑むアジア予選の行方

3大会連続でのFIBAワールドカップ出場を目指すバスケットボール男子日本代表チーム。7月初旬、いよいよ同大会のアジア予選・Window3に挑む。

日本はここまで4試合を戦い通算3勝1敗でグループBの1位。しかし、2位以下との差は僅差で気を抜く余裕はまったくない。今回は1次ラウンドの最終のWindow。4チーム(日本、中国、韓国、台湾)の上位3チームが最終の2次ラウンドへ進出する。

そして、1次ラウンドでの勝敗は2次ラウンドにも持ち越される。そのため、ワールドカップ本大会出場を決めるには1次を通過するだけでは足りない。予選を優位に進めるためにはここでできるだけ勝っておきたい。

代表合宿に参加したジョシュ・ホーキンソン(東京サンロッカーズ)-永塚和志撮影

代表合宿に参加したジョシュ・ホーキンソン(東京サンロッカーズ)-永塚和志撮影

Window3 が持つ勝敗の重み

世界ランク21位の日本は沖縄で行われた2月末のWindow2で中国と韓国と対戦した。しかし、今回はこの2チームの本拠に赴いて彼らと相対する。

7月3日には中国東北部・遼寧省の省都・遼寧市の遼寧体育館で中国代表(同26位)と対戦する。

そして同6日にはソウル郊外の高陽市にある高陽体育館で韓国代表(同56位)と対戦する。

日本代表ロスターと強化合宿の焦点

日本代表はWindow3の直前合宿には、若手中心のディベロップメントキャンプ(兼愛知でのアジア競技大会の候補者合宿)からの追加招集組も含め、計22名で臨んできた。

アメリカの大学でプレーをしておりシーズン中だったためにWindow2には不参加だったジェイコブス晶(フォーダム大)や川島悠翔(シアトル大)、山ノ内勇登(オーラル・ロバーツ大)、山﨑一渉(ノーザン・コロラド大、東京サンロッカーズからドラフト全体1位指名を受け来季からプロ転向)らも名を連ねた。

その他では、ケガなどの事情でやはりWindow2では招集されなかったベテラン勢だ。吉井裕鷹(茨城ロボッツ)にテーブス海(アルバルク東京)、加えて佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)ら代表で馴染みの選手たちが戻ってきた。

そして、2024年に日本代表から一線を退くことを示唆していた比江島慎(宇都宮ブレックス)。35歳の比江島が2年ぶりに合宿メンバー招集に応えたことも注目を集めている。

Windows3 に向けた合宿に参加した(左から)川真田、山﨑、原修太-永塚和志撮影

Windows3 に向けた合宿に参加した(左から)川真田、山﨑、原修太-永塚和志撮影

ロスターに戻った経験者たちの存在

「今、日本で考えられる最高の選手たちを集めて、コーチ陣も若手でタレント性のあるコーチ陣を集めて(合宿を)始めています。本当、素材がいいので変に色をつけないようにしたほうがいいかなっていうのはあります。加えて、もともとみんな尖っている部分を持っている選手が多い。ですから、そういったところをしっかり出せるようにしていきたいなと思います」。

合宿が幕を開けた直後の公開練習の際、桶谷大ヘッドコーチ(川崎ブレイブサンダースHC)は集まった面々についてこのように所感を述べた。

新体制・桶谷HCが描くチームコンセプト

日本協会は2月、突如として前任のトム・ホーバスHCを事実上の解任とし、当時、琉球ゴールデンキングスの指揮官だった桶谷氏を後任として据えたが、シーズン中だったこともあり準備期間が限られ、同HCのバスケットボールをチームに落とし込むことに主眼が置かれた。

シーズン終了後でより多くの時間を割くことが可能となり「海外組」も加わった今回は、「競争」を通じてチーム力を底上げするところにも力を入れる。

選手の動きに目を配る桶谷HC-永塚和志撮影

選手の動きに目を配る桶谷HC-永塚和志撮影

ポイントガード争いの激化

試合への登録ロスターの人数は12名を限られている。なかでも争いという点で興味深いのが司令塔であるポイントガードのポジションだ。22名のリストにPGは6名いる。桶谷HCは中韓との2試合の間で登録選手に入替えの可能性も踏まえ16名ほどを帯同させたい意向だ。そのうちPGは4名となる。

まずは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実。アルティーリ千葉からは安藤誓哉、黒川虎徹が選ばれている。加えて、佐々木、テーブス、小川敦也(宇都宮)の6名がPGだ。ここまでの予選ですべて先発を務めてきた齋藤の選出は固いと見られる。それを踏まえ、身長172cmと小柄な彼とどのような構成にするのかが気になる。

■記者プロフィール
永塚 和志
フリーランススポーツライター。Bリーグ、男女日本代表を主にカバーし、FIBA W杯や米NCAAトーナメントを取材。他競技ではWBCやNFLスーパーボウル等の国際大会の取材経験もある。著書に「''近代フットボールの父'' チャック・ミルズが紡いだ糸」(ベースボール・マガジン社)があり、東京五輪で日本女子バスケ代表を銀メダルに導いたトム・ホーバスHC著「ウイニングメンタリティー コーチングとは信じること」、川崎ブレイブサンダース・篠山竜青選手 著「日々、努力。」(ともにベースボール・マガジン社)等の取材構成にも関わっている。

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アクセス
味の素ナショナルトレーニングセンター
  • 東海道新幹線 東京駅 - 上野東京ライン(17分)- 赤羽駅 - 国際興業バス(7分)- HPSC陸上門バス停留所 - 徒歩3分
Journal-ONE記者の永塚和志氏
取材・文:
永塚 和志( 日本 )
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