そのため、オムニ・クレー用を持っているなら持参を優先し、手元にない場合はレンタルを頼るという順番がおすすめです。レンタルの有無やサイズ展開、料金は施設ごとに異なりますので、予約の連絡をする際にあわせて確認しておくと確実でしょう。最新の内容は各施設の公式サイトでご確認ください。
専用シューズへの切り替えはプレー頻度で判断する
代用で始めた場合、いつ専用シューズに替えるべきかが次の悩みになります。目安になるのはプレーの頻度と、コートで動ける範囲が広がってきた実感です。月に何度も通うようになり、壁際まで追いかけて返す場面が増えてきたら、専用モデルの安定感が効いてきます。
もう1つの目安が、テニスシューズの傷み方です。パデルは細かな切り返しが多く、つま先やソールの一部に負担が集中しやすい傾向があります。片減りが目立ってきたタイミングは、買い替えを考えるよい機会になるはずです。まずは楽しんでみて、続きそうだと感じてから選べば十分に間に合います。
パデルのウェアは手持ちのスポーツウェアで足りる
ウェアについては、シューズほど神経質になる必要はありません。とはいえ、素材や形の違いで当日の快適さは変わってきます。何を選べば動きやすいのか、逆に避けたほうがよいものは何かを、トップスから足元まで順に見ていきましょう。
トップスは吸汗速乾の素材が快適に動ける
パデルはラリーが続きやすく、コート内を細かく動き続けるため、想像以上に汗をかきます。まず選びたいのは、汗を吸って素早く乾かす化繊素材のトップスです。ポリエステル混のスポーツシャツやドライTシャツであれば、肌に張りつかず、体温も上がりすぎません。
形は半袖でもノースリーブでも構いませんが、腕を振り上げる動作が多いので、肩まわりに余裕があるものを選びましょう。締めつけが強いと、頭上のボールを打つときに肩が窮屈に感じられます。テニスやランニング用に持っているシャツがあれば、そのまま使って問題ありません。
ボトムスはポケット付きだとボールを持てる
ボトムスは、ハーフパンツやショートパンツ、女性ならスコートやレギンスとの組み合わせでも大丈夫です。素材は同じく、伸縮性があって乾きやすいものが向いています。しゃがんだり低い姿勢で打ったりする場面が多いため、膝が曲げやすい丈感を基準に選ぶとよいでしょう。
意外に効いてくるのがポケットの有無です。サーブのときに予備のボールを1球入れておけると、拾いに戻る手間が減り、ラリーのテンポも保てます。ファスナー付きなら走ってもこぼれにくく、ボールを手に持ったままプレーする不自然さからも解放されます。
綿素材のTシャツは汗を含んで重くなる
避けたいのは、綿100%のTシャツやスウェット類です。綿は汗をよく吸う一方で乾きにくく、時間が経つほど生地が水分を含んで重くなります。肌に張りついた状態では腕の動きも鈍り、屋外や空調の効いた場所では、汗が冷えて体が冷え込むこともあるでしょう。
同じ理由から、デニムやチノパンといった伸縮性の乏しいボトムスも向いていません。膝を曲げにくいうえ、砂入り人工芝の上で転んだときに擦れやすい素材でもあります。運動用として作られた服かどうかを基準にすれば、大きな失敗はしません。
靴下は厚手にすると砂と足裏の負担を減らせる
見落とされがちなのが靴下です。砂入り人工芝ではプレー中に砂がシューズへ入り込むことがあり、薄い靴下だと足裏でじゃりじゃりとした感触が気になります。厚みのあるスポーツソックスを選んでおくと、この不快感がかなり和らぎます。
クッション性も無視できません。細かなステップと急停止を繰り返すため、足裏や踵には想像以上の衝撃が加わります。厚手の靴下は靴の中で足が動くのも抑えてくれるので、マメの予防にもつながるでしょう。くるぶしが隠れる丈にしておけば、靴の縁と擦れる心配も減らせます。
パデルの持ち物をチェックリストで確認する
服装が決まったら、次は当日バッグに入れるものです。パデルは道具をレンタルできる施設が多く、初回に自分で用意するものは多くありません。
最低限そろえたいもの、あると快適なもの、借りられるものに分けて整理しておきましょう。
初回に最低限そろえておくものは少ない
自分で持っていくべきものは、動きやすいウェアとコートに合ったシューズ、そして厚手の靴下です。ここまでが服装の延長線上にあるもので、あとは飲み物とタオルがあれば、初回のプレーは成立します。ラケットやボールは施設で借りられるケースが多いため、初日から買いそろえる必要はありません。
飲み物は、思っているより多めが正解です。パデルはラリーが続きやすく、1時間のプレーでもしっかり汗をかきます。タオルも汗を拭くだけでなく、手が濡れたままだとグリップが滑るので、手元を乾かす役割で活躍してくれるでしょう。












