夏は着替えと水分を多めに用意する
夏場に最優先で増やしたいのは、飲み物と着替えです。パデルはラリーが続きやすく、休む間もなく動き続ける時間が長くなります。1時間のレンタルコートでも、想像以上に汗をかくと考えて、飲み物は多めに持っていきましょう。凍らせたペットボトルを1本加えておくと、休憩時に体を冷やす役割も兼ねてくれます。
着替えは、上下一式に加えて靴下まで用意しておくと快適です。汗で濡れたウェアのまま移動すると、電車内や飲食店で体が冷えてしまいます。冷却タオルや保冷剤を1つ入れておけば、休憩ごとに首元を冷やせて、後半の集中力も保ちやすくなるはずです。
冬は羽織りもので体温を調整する
冬は、プレー前後の体温差をどう埋めるかが課題になります。動き始めれば体は温まりますが、待っている間や休憩中は一気に冷えるためです。半袖のうえに長袖インナーを重ね、さらにウインドブレーカーを羽織るというように、簡単に脱ぎ着できる組み合わせを用意しておきましょう。
屋外であれば、手袋やネックウォーマーも役立ちます。とくに手がかじかんだ状態では、グリップを握る感覚が鈍く、ラケットの操作が安定しません。準備運動を長めにとり、体が温まってから上着を脱ぐ流れにすれば、怪我の予防にもつながります。
環境と時期ごとの追加アイテムをまとめると、下記の通りです。
| 時期・天候 | 屋外コートで 加えたいもの |
屋根付き・屋内コートで 加えたいもの |
|---|---|---|
| 春・秋 | 薄手の羽織りもの、日焼け止め | 薄手の羽織りもの |
| 夏 | 帽子、サングラス、日焼け止め、多めの飲み物、冷却タオル、着替え一式 | 多めの飲み物、冷却タオル、着替え一式 |
| 冬 | 長袖インナー、ウインドブレーカー、手袋やネックウォーマー | 長袖インナー、脱ぎ着しやすい上着 |
| 雨・強風の日 | タオル多め、ビニール袋、替えの靴下、折りたたみ傘 | 折りたたみ傘、ビニール袋 |
予約した施設がどのタイプなのかを確認したうえで、この表から必要なものを足していけば、季節を問わず快適にプレーできます。
初めてのパデルでやりがちな準備の失敗

準備の失敗は、そのまま当日の楽しさに響きます。とはいえ、初回につまずくポイントはある程度決まっていて、事前に知っていれば避けられるものばかりです。実際に起こりやすい3つの場面を取り上げておきます。
ランニングシューズで行ってしまう
もっとも多いのが、靴の準備です。動きやすい服装という案内を見て、走るための靴を選んでしまうケースは珍しくありません。ところが砂入り人工芝では、ソールが平らな靴ほど滑りやすく、普通のスポーツシューズでは転倒の恐れがあると注意されています。
対策はシンプルで、出発前にソールの裏を見ることに尽きます。細かな突起や溝がなければ、コート用として向いていないと判断できます。レンタルを利用するか、オムニ・クレー用のテニスシューズを借りるなどして、床に合った1足でコートに立ちましょう。
レンタルの在庫を確認せずに来場する
ラケットは借りられると聞いて、手ぶらで向かうのもよくある失敗です。多くの施設がレンタルを用意しているとはいえ、貸出用の数には限りがあります。休日や体験会が重なる時間帯では、ちょうど借り切れていたという事態も起こり得ます。
シューズは、さらに注意が必要です。取り扱い自体がない施設もあり、あってもサイズが限られています。予約の段階で、何を借りられるのか、料金はいくらかを合わせて聞いておけば、当日に慌てずに済むでしょう。貸出内容は変更されることもありますので、最新の情報は各施設の公式サイトでご確認ください。
シューズに入った砂の扱いを知らない
プレーが終わってから戸惑いやすいのが、シューズに入り込んだ砂です。砂入り人工芝ではどうしても靴の中へ砂が入ります。そのまま車や電車に乗り込むと、荷物や座席に砂を落としてしまいかねません。
コートを出る前に、靴を脱いで中の砂をコート側へ戻しておくのがマナーです。テニスでも定着している習慣で、コートの砂を減らさないという意味もあります。持ち帰るシューズはビニール袋か専用の袋に入れておけば、バッグの中も汚れません。ここまで気を配れると、次回からは常連と変わらない立ち居振る舞いになります。
パデルの服装に関するよくある質問

ここまでで基本的な情報は理解したかと思いますが、細かい部分で迷う点も出てくるはずです。
手持ちの服で本当に大丈夫か、ほかの競技用のシューズは使えるのかといった質問は特に多く寄せられます。初めての方がつまずきやすい4つの疑問に答えていきます。
ジャージやハーフパンツでも大丈夫ですか
まったく問題ありません。レンタルコートやスクールでは、ジャージ上下でプレーしている方も、Tシャツとハーフパンツで来ている方も普通に見かけます。用具メーカーの案内でも、体験レッスンや練習はスポーツができる格好であれば気軽に楽しめると紹介されています。












