京都宇治の歴史、高知の豊かな食文化、鹿児島のダイナミックな火山と温泉。公共交通機関で巡る1泊2日の厳選モデルコースを提案。日常に上質な余白をもたらす地域経済と文化の深層に触れる、Journal-ONEの特集記事はこちら!

ニンテンドーミュージアム、高知のひろめ市場、鹿児島でフェリーの旅!公共交通機関で巡る1泊2日の厳選モデルコースを提案。日常に上質な余白をもたらす地域経済と文化の深層に触れる、Journal-ONEの特集記事はこちら!

侍ジャパン 榊原七斗は韓国戦で5打数5安打-Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

侍ジャパンが韓国を圧倒し、ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ初戦を最高の形で突破した。

台風で初日順延、スライド登板の鈴木泰成に注目集まる

大会初日のチャイニーズ・タイペイ戦は台風の影響で雨天中止。その結果、侍ジャパン大学日本代表は初戦を翌日に持ち越した。

鈴木英之監督が「開幕投手」と明言していた青山学院大学・鈴木泰成(4年・東海大菅生)。調整力の高い侍ジャパンの主戦は、韓国戦へスライド登板となった。

初戦から大事なマウンドを託された”世代を代表する”右腕・鈴木泰成。どのような投球を見せるのか、試合前から大きな注目が集まっていた。

早々に鈴木泰成を開幕投手に指名していた鈴木英之監督-Journal-ONE撮影

早々に鈴木泰成を開幕投手に指名していた鈴木英之監督-Journal-ONE撮影

侍ジャパン 主戦の鈴木泰成が“15奪三振”で試合を支配

その期待に、鈴木泰成は完璧に応えた。

初回、最速151km/hの直球で先頭打者を三球三振に斬り捨てる。続く2番に中前安打こそ許したが、3番・4番を再び連続三振。直球の質、テンポ、ゾーンへの強さが際立つ立ち上がりだった。

2回はさらに圧巻だった。緩いカーブでカウントを整え、150km/h超の直球で三振を奪う。しかし、失策と振り逃げで走者を得点圏に進められた鈴木。そこからギアを入れ直して、続く打者を連続三振に仕留めた。その結果、この回だけで4奪三振という珍しい記録を刻んだ。

以降も勢いは衰えない鈴木泰成。直球は常時140km/h後半を記録し、6回までを無四球・無安打の投球を見せた。

ピッチ・クロックが導入されたこの大会。それでも鈴木泰成の投球は変わらず、わずか80球という球数でテンポ良く韓国打線を完全に封じ込めた。

最終的な奪三振は15。スライド登板の難しさを感じさせない、期待通りの圧巻投球で日本代表を勢いづけた。

侍ジャパン 韓国代表を6回無安打、15奪三振に抑えた鈴木-Journal-ONE撮影

韓国代表を6回無安打、15奪三振に抑えた鈴木-Journal-ONE撮影

新オーダーが機能、榊原七斗が“5打数5安打”の大暴れ

韓国との初戦は、投打の柱がしっかりと仕事を果たした試合だった。

>特に打線は、平塚合宿で好調だった明治大学・榊原七斗(4年・報徳学園)を3番、青山学院大学・渡部海(4年・智辯和歌山)を4番に据える新オーダーで臨んだ。

その采配が見事に的中する。

榊原はこの日、5打数5安打・計8塁打の圧巻の内容。初回、1死三塁から右前適時打で先制点を叩き出すと、2回には國學院大学・赤堀颯(4年・聖光学院)の適時打直後に三塁内野安打でチャンスを拡大。

5回には先頭で右翼線を深々と破る三塁打を放ち、続く渡部の適時打でホームイン。6回には無死二、三塁で再び右翼線を破る2点適時二塁打。そして7回、無死満塁から左越えの適時打でコールドゲームを成立させた。

新オーダーの中心に据えられた3番・榊原が、打線の勢いを象徴する存在となった。

侍ジャパン 台湾戦で5打数5安打と気を吐いた榊原-Journal-ONE撮影

韓国戦で5打数5安打と気を吐いた榊原-Journal-ONE撮影

侍ジャパン 投打噛み合い、韓国を圧倒

侍ジャパン打線が17安打10得点と爆発した一方で、投手陣も安定感を示した。鈴木泰成の圧巻投球を軸に、中継ぎ陣も流れを切らさず無失点リレー。

攻撃は序盤から終盤まで途切れず、日本らしい「連打の圧力」と「投手陣の安定感」が完全に噛み合った。

その中で特に存在感を放ったのが、明治大学の岡田啓吾(4年・前橋育英)と赤堀による1・2番コンビだ。

岡田は初回、先頭打者としていきなりの三塁打を放ち、チームに勢いをもたらした。さらに鈴木監督が重要視していた犠打も確実に決め、3安打の猛打賞。出塁と状況判断の両面で、打線の流れをつくる役割を完遂した。

一方の赤堀も、粘りの打撃で投手に球数を投げさせながら、決め球の変化球をしっかりと仕留めるなど2安打の活躍。この1・2番の出塁が、3番・榊原、4番・渡部の破壊力を呼び覚ましたと言っていい。

岡田と共に韓国戦で役割を果たした赤堀-Journal-ONE撮影

岡田と共に韓国戦で役割を果たした赤堀-Journal-ONE撮影

大会初戦を最高の形で突破

侍ジャパンは10-0(7回コールド)で韓国を圧倒し、白星スタート。投打の柱が機能し、新オーダーが勢いを生み、鈴木泰成の圧巻投球と榊原七斗の大暴れがチームを押し上げた。

アクセス
台中洲際棒球場
  • 成田国際空港 - 飛行機(約160分)- 台中国際空港 - 156番バス(約30分)- 台中駅 - バス(約30分)- 崇徳豊楽路口停留所 - 徒歩15分
jone_logo
取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn