高校・大学で示した圧倒的な数字
慶進高校時代にはウインターカップで1試合51得点、32リバウンドを記録。
さらに東京医療保健大学時代の実績も印象的だ。今年1月の皇后杯決勝ラウンドのこと。強豪デンソーアイリスを相手に24得点をマークした。チームは81-76で敗れたものの、大脇の実力を強く印象付ける一戦となった。

1月の皇后杯決勝ラウンドで味方のビッグプレーに歓喜する東京医療保健大学時代の大脇(91)-永塚和志撮影
大脇晴が描く国際舞台での攻撃イメージ
U18アジアカップやU19ワールドカップも経験している大脇。「4番でディフェンスができる選手はあまりいなかった印象がある。」と振り返る。
その上でアジア大会では、
「脚を使える選手だと思っている。得意のドライブや中に切り込んで外の3Pシューターにパスをしたりしながら相手の脚を崩してプレーをしたい。」と語り、攻撃面での活躍にも意欲を見せた。
大脇晴が目指すA代表とロサンゼルス五輪への道
ロサンゼルス五輪への挑戦
アジア大会代表候補に選ばれたこと。それについて、大脇は「すごく嬉しい。」と笑顔を見せる。だが一方で、「ちゃんと結果を出さないといけない。」と気を引き締める。
チームとしての目標はもちろん優勝。その先には、より大きな夢が待っている。
「オリンピックでメダルを取りたいというのが目標なので。絶対に2年後には入りたいという強い思いもあります」
アジア大会で結果を残し、自信と実績を積み重ねること。それがA代表、そしてロサンゼルス五輪への最短ルートになる。

練習で笑顔を見せる大脇‐永塚和志撮影
大脇晴と「91」が新たな憧れになる日
91という背番号は女子バスケットボール界では非常に珍しい。
しかし、その番号に憧れるファンもすでに現れている。
「女子だとあんまり見たことないんですけど。でもDMとかで『大脇さんと一緒の番号にしました。』みたいに言ってくれる人がいるんです」。
そう語る表情には、誇らしさと喜びがにじんでいた。
ロッドマンに憧れ、「91」を選んだ少女は今、誰かの憧れになる存在へと成長している。
記者から「憧れられる側になろうとしているのでは」と問われた大脇。すると、少し照れたように笑った。
「徐々に」
その笑顔の先には、アジア大会、A代表、そしてオリンピックへと続く未来が広がっている。















