
大学選手権出場を目指す関東学院大の榎本監督は変化の「化」の字を書いた‐斉藤健仁撮影
流通経済大学、「As One」で引き出すチームの爆発力
昨年は惜しくも4位となり、大学選手権の出場を逃した流通経済大学。ダイナミックラグビーが持ち味だ。今年は「As One」をスローガンに掲げて、上位進出を目指している。池英基監督、FL/NO8豊田晃清主将(4年)が参加した。
豊田主将は「チームを一言で表すと『爆発力』。今年、『As One』というスローガンを掲げて、チームが1つになって同じ方向を向く。そして、共有して団結するという意味がある。そのスローガンの下、流経が1つになった時の爆発力は今年のチームの強み。」と意気込んだ。
池監督は「私は『全力』。キャプテンが話した通り、『As One』のスローガンの下、何事にも全力で取り組む。それで、全力とした。」と話した。注目してほしい選手は、春シーズンから好調を維持しているSH奈良夏(2年)。加えて、CTBサナイラ・ロコトゥイブナ(大分舞鶴)の名前を挙げた。
巻き返しを狙う立正大学・法政大学・日本大学
立正大学、「貫」を胸に自分たちのスタイルを貫く
昨年5位だった立正大学からは、元日本代表SHの堀越正己監督。そして3人の共同主将の1人SH宮川晴登(4年)が登壇した。
宮川共同主将は「『貫』と書いて、コミット(commit)と読みます。僕たちの今年のスローガン。チームがどんな状況でもチームが掲げた目標や信念を貫こうと活動している。また、自分たちのスタイル、プライドを持ってやり抜くという意味も込めてこの字にした。」と話した。
堀越監督は『徹底』と書いて、「主将が書いた『貫』を、徹底する。そして、1勝でも多く勝っていきたいと思っている。」と話した。注目の選手には、共同主将の1人LO/NO8ヴィリケサ・リモリモ(4年)の名を挙げた。プレーでチームを引っ張る、FW(フォワード)の中心だ。
法政大学、「逆襲」を掲げて古豪復活へ
2023年に大学選手権出場を果たした13回の優勝を誇る古豪・法政大学。しかし、昨年は6位とやや低迷した。法政大学からは、新宮孝行監督、LO/FL植浦慎仁主将(4年)が出席した。
今年はLO/FL山内滉太、FL三浦幹太(ともに4年)がU23日本代表に選出された。その中で、植浦主将は今年のスローガン『逆襲』を掲げた。
そして、「昔の強い法政を取り戻す。そして強いチームに逆襲していく意味を込めた。」とまっすぐ前を向いた。
新宮監督は『絆』と書いた。そして、「やはり、部員同士の強いつながりをもっと作っていかない限りは逆襲ができない。そう思い、『絆』にした。」と話した。
日本大学、「PRIDE」と個性を武器に巻き返しを狙う
昨年8位となり入替戦に回りながら、なんとか残留を果たした日本大学。7人制ラグビーの指導で経験を積んだ稲田仁監督。加えて、SO後藤翔大キャプテン(4年)が参加した。
スローガンに『PRIDE』を掲げて、今年こそ上位争いをうかがう。チームを引っ張るSO後藤主将は「今年の日大を一言で表すと個性。今年のチームは1人1人の個性や強みを生かしたラグビーをする。自分たちで考えて自分たちのスタイルを貫く日大らしいラグビーを体現していきたい。」と語気を強めた。
稲田監督は『創造』と書いた。
「今年は個性豊かな4年生が揃っている。そのため、型にはまらず、それぞれの強みを生かした創造的なラグビーができる。見ている人たちをワクワクさせてくれると思う。」と期待を寄せた。注目選手として、挙げたのは3選手。まずは、ともに4年生の推進力のあるWTB(ウィング)浦川直輝と、FB半田翔彰。そして、NO8尾形仁(2年)だ。

リーグ戦の各チームの主将‐斉藤健仁撮影
5季ぶりに1部へ帰還した専修大学
5季ぶり1部復帰の専修大学、合言葉は「挑戦」
昨年、2部2位ながら入替戦で1部7位の大東文化大学を下して昇格した古豪・専修大学。OBでクボタでも指揮官を務めた石倉俊二監督、キャプテンのLO高橋尚大(4年)が参加。スローガン『FULL STUCK』を掲げて、関東リーグ戦の台風の目になれるか。
高橋キャプテンは「専修大学を一言で言わすと『挑戦』。今年から1部リーグに上がったので、今の部員は誰も1部リーグを知らない。どんどん挑戦をして1つでも上の順位を目指していこうと思っている」と堂々と挨拶した。
石倉監督も主将同様に『挑戦』と書いて、「キャプテン中心に、とにかく全チームにチャレンジする。初戦から東海大学さんにチャレンジして、何とか1勝でも多くしていきたい」と話した。注目選手として、ディフェンス力、安定感のあるSO/FB永井大成(4年)を挙げた。

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