2026年9月19日に開幕した、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)。 数多くの競技が行われる中、パデルにとって今回の大会は特別な意味を持つ。 パデルがアジア競技大会の正式なメダル競技として実施されるのは、今回が初めてだからだ。 パデル競技は9月28日から10月3日まで、名古屋市東区の東スポーツセンターで開催される。 そもそもアジア競技大会とはどのような大会なのか。そこで正式競技になることはパデルにとって何を意味するのか。 試合日程、会場、出場する国・地域、どんな選手が集まるのかまで、観戦前に知っておきたい情報をまとめる。
パデルがアジア競技大会に初登場

2026年3月、国際パデル連盟(FIP)はパデルが愛知・名古屋2026アジア競技大会の正式なメダル競技として実施されることを発表した。 アジア競技大会でパデルが競技として行われるのは今回が初めて。 男女それぞれのペア種目で、アジア大会史上初となるパデルのメダルが争われる。 パデルは近年、アジアでも競技人口や施設、国際大会が急速に増えている。 FIPも今回の正式競技化について、アジアでの競技の急速な発展と、パデルが世界的に存在感を高めていることを示す重要な節目と位置付けている。
そもそもアジア競技大会とは?
アジア競技大会は、アジア・オリンピック評議会(OCA)が主催する国際総合競技大会だ。 1951年にインド・ニューデリーで第1回大会が開催され、原則として4年に一度行われている。 2026年の愛知・名古屋大会には、OCAに加盟する45の国と地域が参加。 日本での開催は、1958年の東京大会、1994年の広島大会に続いて3回目となる。 オリンピックでも行われている競技だけでなく、セパタクローやカバディなど、アジアで広く親しまれてきた競技も行われることが特徴だ。
アジア大会に採用されることはパデルにとって何を意味する?

パデルのように世界的な普及を進めているスポーツにとって、アジア競技大会への採用には大きな意味がある。 各国・地域を代表する選手が出場し、正式なメダルを争うことで、競技を知らなかったスポーツファンやメディアに触れる機会が一気に広がるからだ。 また、各国のオリンピック委員会の枠組みの中で代表選手が大会に参加することも、通常の国際ツアーとは異なる。 もちろん、アジア競技大会への採用が、そのままオリンピック競技への採用を意味するわけではない。 それでもFIPは、アジア大会への参加を競技の国際的な発展における重要な節目と位置付けている。 パデルにとって今回の大会は、アジアの競技人口をさらに広げていくための大きな舞台といえる。
パデル競技は9月28日から6日間
パデル競技は、2026年9月28日(月)から10月3日(土)までの6日間にわたって行われる。 会場は名古屋市東区の東スポーツセンター 第1競技場。 大会日程は次の通り。
| 日 程 | 開始時間 | 実施内容 |
|---|---|---|
| 9月28日(月) | 11:00 | 男子ペア1回戦/女子ペア1回戦 |
| 9月29日(火) | 11:00 | 男子ペア1・2回戦/女子ペア1・2回戦 |
| 9月30日(水) | 10:00 | 男子ペア2回戦/女子ペア2回戦 |
| 10月1日(木) | 10:00 | 男子ペア準々決勝/女子ペア準々決勝 |
| 10月2日(金) | 13:00 | 男子ペア準決勝/女子ペア準決勝 |
| 10月3日(土) | 11:00 | 男子ペア決勝・3位決定戦/女子ペア決勝・3位決定戦 |
※2026年9月16日時点で名古屋市が公表している情報。 10月1日の準々決勝から、メダル争いはいよいよ佳境に入る。 準々決勝を突破すればベスト4。準決勝で勝てば決勝へ進み、敗れた場合も3位決定戦で銅メダルを争う。 なお、実際の対戦組み合わせは9月27日に決定する予定となっている。
観戦は無料

今回のパデル競技は、チケットを購入する必要がない。 観戦は無料で、先着順で入場できる。 ただし、会場に入場できる人数には限りがある。 特に準決勝や決勝など、多くの観客が集まることが予想される日は早めに会場へ向かった方がよさそうだ。
13の地域から88名が出場予定
パデル競技には、13の国・地域から計88名の選手が出場予定となっている。 内訳は、男子42名、女子46名。 日本からは男子4名、女子4名の計8名が出場予定だ。
国・地域別の出場予定選手数
| 国・地域 | 男 子 | 女 子 | 合 計 |
|---|---|---|---|
| ホンコン・チャイナ | 4 | 4 | 8 |
| インドネシア | 4 | 4 | 8 |
| イラン | 4 | 4 | 8 |
| 日本 | 4 | 4 | 8 |
| カザフスタン | 4 | 4 | 8 |
| サウジアラビア | 0 | 4 | 4 |
| クウェート | 4 | 4 | 8 |
| レバノン | 2 | 2 | 4 |
| マレーシア | 2 | 2 | 4 |
| フィリピンカタール | 4 | 4 | 8 |
| カタール | 4 | 4 | 8 |
| タイ | 2 | 2 | 4 |
| アラブ首長国連邦(UAE) | 4 | 4 | 8 |
| 合計 | 42 | 46 | 88 |
※出場予定選手数は大会前の情報であり、変更となる可能性があります。












