心ほどける四国の旅。もっと四国を楽しむ!四国を元気に!サポーターズサイトを見る

心ほどける四国の旅。もっと四国を楽しむ!四国を元気に!サポーターズサイトを見る

パデル女子 アジア大会初の金メダル 塚本・徳本ペア-Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

こうして東スポーツセンターで生まれた光景は、初代アジア女王誕生の瞬間であると同時に、パデルという競技が日本に新たなスポーツ文化として根付き始めたことを象徴する場面となった。

パデル女子決勝 優勝を決め涙で抱き合う塚本・徳本ペア‐Journal-ONE撮影

優勝を決め涙で抱き合う塚本・徳本ペア‐Journal-ONE撮影

塚本・徳本インタビュー|初代女王が語った思い

激闘を終えた塚本早紀と徳本佳恵は、達成感に満ちた表情で取材エリアに姿を現した。

徳本はまず、会場を埋めた観客への感謝を口にした。

「正直、これほどたくさんの方が応援してくれたおかげで、金メダルを獲ることができました。本当にありがとうございました。」

そして初代女王という称号について問われた塚本。

「金メダルを取ると目標を立て、この大会に臨みました。その目標を達成できて嬉しいです。しかし、それ以上にパデルが多くの方へ届いたことがうれしい。パデルって面白いスポーツなんだと感じてもらえたなら。だまされたと思って、是非一度、プレーしてみてください。」と、笑顔を見せた。

二人は今回の金メダルがゴールではないことも強調する。

「この大会をきっかけに、パデルをやってみたいと思う人が一人でも増えてくれたらうれしいです。」

世界への挑戦を続けながら、日本にパデル文化を根付かせる。その思いこそが、初代アジア女王となった二人の次なる目標だった。

笑顔で会見に臨んだ塚本・徳本ペア‐Journal-ONE撮影

笑顔で会見に臨んだ塚本・徳本ペア‐Journal-ONE撮影

パデル メダル授与式|日の丸とともに刻まれた新たな歴史

試合の熱気が残るコートに表彰台が設置されると、観客席から大きな拍手が沸き起こった。

銅メダル、銀メダルの授与に続き、「優勝、日本」のアナウンスが響く。その瞬間、東スポーツセンターはこの日最大級の歓声に包まれた。

塚本早紀と徳本佳恵は満面の笑みを見せ、手をつないで表彰台の中央へ上った。長年、日本パデル界をけん引しながら世界へ挑戦し続けてきた二人。その努力が報われた瞬間だった。

金メダルを掲げ、君が代を歌う。観客席では多くのファンがスマートフォンを掲げ、歴史的な光景を記録していた。午前中から観戦していた熱心なファンはもちろん、この大会で初めてパデルを知った観客も少なくない。

この日表彰台の中央に立った二人は、単なるアジア大会王者ではない。日本パデル界の新たな歴史を切り拓いた存在として、多くの人々の記憶に刻まれることになるだろう。

アジア大会 パデル女子のメダリストたち‐Journal-ONE撮影

アジア大会 パデル女子のメダリストたち‐Journal-ONE撮影

パデルが日本に残した大きなギフト

愛知・名古屋アジア大会は、メダルの色だけでは計れないレガシーを残した。

日本中にパデルという競技の存在を知らせたことである。

世界では競技人口が急増し、欧州や中東を中心に爆発的な成長を遂げるパデル。その魅力が、今回のアジア大会をきっかけに日本でも広く知られるようになった。

塚本早紀と徳本佳恵が目指した金メダルは、自分たちのためだけのものではない。

これからラケットを握る子どもたち、パデルコートを訪れる未来のプレーヤーたち、そして新しいスポーツとの出会いを求める多くの人々のための挑戦でもあった。

アジア大会の熱狂で終わらせてはいけない。

もしこの記事を読んで少しでも興味を持ったなら、ぜひ一度パデルコートを訪れてほしい。

prev page
パデル日本代表・塚本早紀&徳本佳恵が挑む歴史的一戦
■記者プロフィール
編集部-矢澤
1995年早大卒、JR東海で国内外からの観光誘客に関する企画・宣伝を主に、百貨店、レンタカー、旅行代理店、広告代理店でも働く。趣味はスポーツ観戦と旅行。メジャーリーグ(MLB)は28球団のBall Parkで観戦済み(全30球団)。
アクセス
東スポーツセンター
取材・文:
編集部-矢澤( 日本 )
この記事の関連記事

イベントパデル

パデル日本代表 佐藤千文・小沢琴巳-Journal-ONE撮影

パデル日本代表女子が魅せた世界レベルの強さ 佐藤千文・小澤琴巳ペアがアジア大会初戦を58分で制圧

パデル日本代表女子の佐藤千文選手と小澤琴巳選手が9月29日、アジア大会パデル競技女子初戦に登場。カタール代表ペアを相手に持ち前の総合力を発揮し、セットカウント2-0のストレートで快勝した。 大会初日に“てるしんペア”こと安藤 輝明選手・中村 進之助選手が…

  • 愛知県

イベントパデル

【アジア大会】新種目「パデル」の“てるしん”ペアが2時間を超える激闘を制し初陣を飾る

アジアチャンピオンを決めるスポーツの祭典「アジア大会」も10日目を迎えた。そして各競技で熱戦が続く中、9月28日から新種目「パデル」がついに幕を開けた。スペインをはじめ海外で高い人気を誇るパデル。そんな自国開催となる今大会は、日本国内でその魅力を広める絶好…

  • 愛知県

イベントパデル

アジア大会パデルの見どころ|日本勢の結果とメダル争い、アジアの実力者をチェック

2026年9月28日、愛知・名古屋アジア競技大会で初めてとなるパデル競技が始まる。 男女それぞれで、アジア大会史上最初のパデルメダリストが誕生する歴史的な大会だ。 日本代表としてその舞台に立つ一人が、ジャーナルワンが大会前にインタビューした佐藤千文選手…

イベントパデル

アジア大会パデル完全ガイド|初採用の意味、日程・会場、出場国・組み合わせを解説

2026年9月19日に開幕した、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)。 数多くの競技が行われる中、パデルにとって今回の大会は特別な意味を持つ。 パデルがアジア競技大会の正式なメダル競技として実施されるのは、今回が初めてだからだ。 パデル競…

イベントパデル

佐藤千文「歴史に残る大会にしたい」 パデル日本代表が語ったアジア大会への覚悟と世界への挑戦

佐藤千文選手は、2026年アジア競技大会にパデル日本代表として出場する注目選手だ。パデルが初めて正式競技として採用される歴史的な大会を前に、佐藤千文選手にジャーナルワンが独占インタビュー。 メダル獲得への想いはもちろん、日本でパデルを広めたいという夢につ…

  • 愛知県

イベントパデル

アジア競技大会の新種目「パデル」に初挑戦!【パデル東京ミズマチ】でできる新たな交流

パデルがアジア大会の正式種目に テニスとスカッシュの要素を併せ持った、スペイン発祥の新しいラケットスポーツ「パデル」。現在世界中で急速に人気が高まっており、アジア競技大会の正式種目にも選出されるなど。今最も注目を集めているスポーツのひとつです。 今回は…

  • 東京都

イベントパデル

パデルのルールを初心者向けに解説|基本ルール・得点・壁の使い方もご紹介

「パデルのルールを覚えたいけれど、テニスとどこが違うのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。パデルは得点の数え方こそテニスに近いものの、サーブの打ち方や壁の使い方には独自のルールが多いのが特徴です。 さらに、2026年1月には国際ルールが改定…

イベントパデル

パデルコートはどこにある?施設の選び方から体験方法まで解説

「パデルをやってみたいけれど、近くにコートがあるのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。パデルはガラスの壁と金網に囲まれた専用コートでプレーするスポーツで、国内の施設はまだ限られています。 この記事では、パデルコートの広さや構造をはじめ…

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn