5月31日の結果(SHIONOGI 3-2 NEC)
今節から始まったJDリーグ第7節の交流戦。今シーズン初となるNECプラットフォームズレッドファルコンズのホームゲームは、土曜日には1,500人ものファンが集まった。そして伊予銀行ヴェールズとの試合では柴田 日菜乃の先制弾と、木村 友奏の逆転3点本塁打もあり見事勝利。ホームゲーム初戦で好スタートを切った。
今日の相手は現在、西地区4位のSHIONOGIレインボーストークス。連勝を目指すNECプラットフォームズは前日と同じ野手で試合に臨む。そんな中、先発マウンドを任されたのは、大塲 亜莉菜と三輪さくら。両チームともエースに試合を託すこととなった。
初回の代走策が的中
1回裏、先頭の木村が四球で出塁し攻撃が始まる。すると早速、NECプラットフォームズベンチが動いた。西山 麗監督は木村に代わって代走に別府 柚良を送る。チーム1俊足な別府はここからその足を活かして攻撃を仕掛けていく。
積極的な攻撃で知られる西山監督は早々に盗塁を仕掛けると、期待に応えて見事セーフに。さらに捕手からの送球が乱れると、外野に球が転がるのを見た別府が、その隙をついてそのまま三塁まで駆け込んだ。
まだ無死にも関わらず別府の活躍をみた三塁側スタンドは一気に沸く。先制点のチャンスを作ると、続く2番・辻野 こころは中方向へ犠牲飛球を放って得点。NECプラットフォームズが前の試合に続いて幸先よく先制すると、ホームゲーム連勝に向けて今日もいいスタートを切った。
SHIONOGIが逆転に成功
しかしすぐにSHIONOGIが反撃。2回表、1死から5番・氏丸 陽南が四球、さらに1死になってから7番・宇井 あさひが死球で出塁し、逆転の走者を塁に置いた。すると8番・髙橋 杏が一塁線を抜く長打を放つ。
右翼手・塩田 優和も追いつけないほど速さで右横の邪飛ゾーンへ転がっていく打球。走者が一気に塁を回り、走者の2人が生還。さらに打った髙橋も本塁まで帰り、ランニング本塁打という珍しい結果に。フィールドが狭いソフトボールではランニング本塁打はそう簡単には生まれないが、これでSHIONOGIが逆転に成功。3-1と試合をひっくり返した。
調子のいい長井の一打
2点を追うNECプラットフォームズは、3回裏。2死から3番・長井 美侑が左中間へソロ本塁打を放って得点。頼れる主将が同年代の大塲を援護する本塁打を放ち、点差を縮めた。さらに、その後も4番・竹内 みのりと5番・塩田の連続安打でチャンスメイク。三塁スタンドもこの試合一番の盛り上がりで、選手たちに声援を送る。
しかしすでに2死。続く6番・諏訪 いろはに期待がかかっていたが、中盤になるにつれて投球の調子が上がっていたSHIONOGIの三輪。諏訪の打席でも変化球を巧みに使い、一直に抑えると、この回を最少失点で乗り切った。
長井の本塁打の後、追加点を奪うことができなかったNECプラットフォームズ。大塲の粘り強い投球で試合はこのまま進んでいくことに。
三輪の好投で攻撃に苦しむ
点差はそのまま3-2で迎えた5回裏。追いかけるNECプラットフォームズは1死から2番・辻野が右中間を破る二塁打でチャンスを作る。辻野は前節でも試合を決める一打を放つなど、好調さを見せる。そんな辻野がつくったチャンスの後に打席が回ったのは、この試合本塁打を放っている長井だった。しかし、ここは内野ゴロに倒れる。その間に走者は三塁に進んだものの、次の竹内も凡打に倒れて得点とはならず。
三輪の落ち着いた投球で完全に流れを掴んだSHIONOGI。その辻野の安打以降、試合終了までNECプラットフォームズ打線をわずか1安打に抑える安定さを見せると、そのまま試合を締めた。
NECプラットフォームズは7回から山本すみれも登板するも、惜敗。ホームゲーム連勝とはならなかったが、2日間で約2,600人が会場に足を運んだ掛川ラウンド。
前半戦も残り3節。NECプラットフォームズの今後の戦いにも注目だ。













