ここで活用したいのが、旭川市内に宿泊した方を対象としたおもてなし券です。1,000円で2日連続の入園ができますので、初日の夕方に少しだけ立ち寄り、翌日じっくり回るという使い方ができます。
冬期は滞在できる時間が短いため、この2日券が特に生きてくるでしょう。
美瑛や富良野へは車で1時間前後で移動できる
旭川を拠点にすると、道北の主要な観光地が日帰り圏に入ります。丘の風景で知られる美瑛までは車で約40分、ラベンダーで有名な富良野までは約1時間15分、峡谷の景観が広がる層雲峡までは約1時間10分の距離です。
動物園を午前中に回り、午後は美瑛の丘を巡るといった行程も無理なく組めます。ただし、冬季は路面状況によって所要時間が延びますので、余裕を持った計画にしてください。公共交通機関で移動する場合は本数が限られますから、事前に時刻を確認しておくと安心です。
旭山動物園に関するよくある質問

最後に、来園前によく寄せられる疑問をまとめました。園内での過ごし方や持ち物の判断に迷ったときの参考にしてください。
所要時間はどれくらい見ておけばよいですか?
公式の案内では3時間程度が目安とされています。斜面に立つ園ですので、休憩を挟みながら回るとそれ以上かかることも珍しくありません。
もぐもぐタイムを複数見たり、ペンギンの散歩を待ったりするなら4時間近くを見込んでおくと余裕が生まれます。逆に見たい動物を絞れば2時間ほどでも回りきれますので、滞在できる時間に応じて優先順位を決めておきましょう。
ペンギンの散歩はいつ見られますか?
コースを作るのに十分な雪が積もってから実施されるため、例年12月下旬から3月中旬までの期間に限られます。
時間は午前11時と午後2時30分の2回が基本ですが、雪の状況によっては1回になることもあり、3月以降は換羽期の関係で午前のみに変更される予定です。開始時期や当日の実施状況は公式サイトで告知されますので、訪問前に確認してください。
再入園はできますか?
原則として再入園はできません。一度園外へ出ると同じ入園券では戻れませんので、食事や休憩は園内で完結させる前提で計画してください。荷物が多い場合は、各門の改札口近くにあるコインロッカーを利用できます。
飲食物を持ち込んでもよいですか?
休憩所や屋外であれば、持ち込んだ飲食物を口にすることができます。弁当を持参する方法も問題ありません。
ただし、休憩所の場所取りは認められていませんので、譲り合って利用してください。冬期は屋外での飲食が難しく、屋内の休憩所も混み合いますので、時間帯をずらす工夫があると安心です。
ベビーカーや車いすは借りられますか?
ベビーカーと車いす、傘は各門の改札口で無料で貸し出されています。ただし、天候などの事情により貸し出されない場合もありますので、確実に必要なときは事前に問い合わせておきましょう。
園内には勾配のある区間が含まれますから、余裕を持った行程を組んでおくと快適に過ごせます。
ペットを連れて入れますか?
ペットを連れての入園はできず、預かりのサービスも行われていません。介助犬と補助犬については入園が認められています。 車内に残すことは季節を問わず危険ですので、宿泊先やペットホテルの利用を検討してください。
クレジットカードや電子マネーは使えますか?
入園券の券売窓口と券売機はキャッシュレス決済に対応しています。一方で注意したいのが路線バスで、SuicaやPASMOといった全国交通系ICカードは使用できません。
使えるのは旭川電気軌道のAsacaと道北バスのDoCARDのみですので、現金かクレジットカードのタッチ決済を用意しておきましょう。
入園料はいつから値上がりしますか?
2027年4月29日の夏期開園からで、大人は1,000円から1,400円になります。市民特別料金は700円から800円へ、団体料金は900円から1,300円へと変わり、中学生以下が無料である点は据え置かれます。
改定前に購入した年間パスポートは、初回利用日から1年間、従来の料金のまま使えます。
まとめ
旭山動物園の魅力は、動物が本来持つ力をそのまま見せる展示にあります。水中を飛ぶように泳ぐペンギン、円柱の水槽を垂直に通り抜けるアザラシ、頭上を歩いていくユキヒョウといった光景は、いずれも動物の習性に沿って設計されたものです。
もぐもぐタイムやペンギンの散歩の時間は当日の朝に決まりますので、入園後にまず掲示を確認し、そこから順路を組み立てるのが効率のよい進め方です。入園料は2027年4月29日から大人1,400円へ改定されますが、改定前に買った年間パスポートは1年間従来の条件で使えます。
季節をまたいで訪れる予定があるなら、購入の時期を考えてみるのもひとつの方法です。夏と冬でこれほど表情が変わる動物園は多くありません。ぜひ何度でも足を運んでみてください。












