2027年4月29日の夏期開園から大人1,400円に改定される
旭川市は2026年7月1日、旭山動物園の入園料を改定すると発表しました。適用開始は2027年4月29日の夏期開園からで、大人は1,000円から1,400円へ、市民特別料金は700円から800円へと引き上げられます。
団体料金の上げ幅はさらに大きく、大人900円が1,300円になる予定です。中学生以下が無料である点は変わりません。
市が理由として挙げているのは、将来にわたる安定した運営と来園者の利便性向上、そして各施設の整備です。改定の前後でどう変わるのかを比較すると、次のようになります。
| 券 種 | 現在の料金 | 2027年4月29日からの料金 |
|---|---|---|
| 大 人 | 1,000円 | 1,400円 |
| 大 人 (市民特別料金) | 700円 | 800円 |
| 子 供 (中学生以下) | 無料 | 無料 |
| 団体・大人 | 900円 | 1,300円 |
| 団体・大人 (市民特別料金) | 600円 | 700円 |
| 旭山動物園 パスポート | 1,400円 | 1,600円 |
| 科学館共通 パスポート | 2,230円(2026年10月1日から) | 2,900円 |
※2027年4月29日より前に購入した年間パスポートは、初回利用日から1年間、改定前の料金のまま利用できます。
改定前に買った年間パスポートは1年間旧料金で使える
見逃せないのが、年間パスポートの経過措置です。2027年4月29日より前に購入したパスポートは、最初に利用した日から1年間、改定前の価格のまま使えると公式に明記されています。
つまり改定直前に1,400円で購入しておけば、値上げ後の1年間も従来の条件で通えるわけです。年間パスポートは1,400円ですので、大人料金1,000円の現在なら2回入園した時点で元がとれます。
なお科学館共通パスポートは2026年10月1日に2,230円から2,690円へ先行して改定されますので、購入のタイミングにはご注意ください。料金は今後も変更される可能性がありますので、来園前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
チケットの買い方と割引

入園券は当日その場で買えますが、混雑期には券売窓口に列ができます。
事前購入という選択肢に加えて、他施設との相互割引や入園料免除の制度も用意されており、条件に当てはまれば負担を抑えられます。購入方法と割引の仕組みを順に見ていきましょう。
Webチケットとコンビニで事前に購入できる
公式サイトからリンクされている販売サイトのほか、セブンイレブンとローソンでも入園券を事前購入できます。対象は通常料金1,000円の個人券のみで、市民特別料金や団体料金は含まれません。
事前に手元へ用意しておけば券売窓口に並ばずに改札口へ直行できますので、大型連休や夏休みのように行列ができる時期には効果を発揮します。注意したいのは、Webチケットを複数枚まとめて購入した場合、別々の日に使い分けられない点です。
当日一緒に入園する人数分をまとめて買う形になります。またWebチケットでは旭山三浦庭園の連絡ゲートから入園できませんので、正門か東門へ向かってください。
券売窓口はキャッシュレス決済に対応している
当日その場で購入する場合も、現金以外の支払い方法が使えます。券売窓口と券売機の双方がクレジットカードや主要なキャッシュレス決済に対応しており、小銭を用意する手間はかかりません。
ただし、窓口と券売機では扱える券種が違う点に注意が必要です。券売機で買えるのは通常料金の1回券のみで、市民特別料金や年間パスポート、各種割引の適用を受けたい場合は券売窓口に並ぶことになります。
免除の対象となる方も窓口での手続きですので、証明書を手元に用意しておくとスムーズでしょう。なお購入後に券種を変更することはできず、返金も原則として受けられません。
道内の動物園や市内施設の半券で900円に割引される
意外と知られていないのが、他施設との相互割引です。北海道内にある日本動物園水族館協会加盟園館の年間パスポートを持っていると、一般料金が900円、市民料金が600円になります。
対象は札幌市円山動物園やおびひろ動物園、おたる水族館など7つの施設で、同一年度のパスポートであることが条件です。もうひとつが旭川リンク・リンクミュージアム割引で、旭川市博物館や北海道立旭川美術館、三浦綾子記念文学館といった市内9施設の観覧券や入館券の半券を提示すると、同じく900円に割引されます。
旭川で美術館や記念館を巡る予定があるなら、半券を捨てずに持っておくとよいでしょう。いずれも券売窓口でのみ対応していますので、事前購入した券には適用できません。
市内在住の70歳以上や障害者手帳の所持者は免除される
一定の条件を満たす方は、入園料そのものが免除されます。対象となるのは旭川市内に住む70歳以上の方、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方、そして介護保険の要介護または要支援の認定を受けている方です。












