京都宇治の歴史、高知の豊かな食文化、鹿児島のダイナミックな火山と温泉。公共交通機関で巡る1泊2日の厳選モデルコースを提案。日常に上質な余白をもたらす地域経済と文化の深層に触れる、Journal-ONEの特集記事はこちら!

ニンテンドーミュージアム、高知のひろめ市場、鹿児島でフェリーの旅!公共交通機関で巡る1泊2日の厳選モデルコースを提案。日常に上質な余白をもたらす地域経済と文化の深層に触れる、Journal-ONEの特集記事はこちら!

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
この記事の目次

いし田はすね骨からとったスープと、毎日店内で打つ自家製麺が持ち味になります。一方でさいじょうは、烏骨鶏を丸ごと煮込んだあっさりとコクを両立させたスープが特徴で、系統としては軽やかな部類に入ります。

山頭火は全国に店舗を広げた知名度の高い一軒で、飽きのこない食べやすさに定評があります。

旭川ラーメン村の食べ比べの楽しみ方

旭川ラーメン村の食べ比べの楽しみ方

せっかく7店舗が一か所に集まっているのですから、1杯で終わらせるのはもったいないところです。旭川ラーメン村では、複数の味を無理なく試せる仕組みが用意されています。

ここでは食べ比べを実現するためのサイズ選び、店の組み合わせ方、回る順番の考え方を紹介します。

各店がミニサイズを用意している

食べ比べを支えているのが、各店で提供されているハーフサイズやミニサイズのメニューです。通常サイズを2杯続けて食べるのは大人の男性でもなかなか厳しいものですが、小さめのサイズであれば2軒、人によっては3軒まで回れます。

呼び方や量は店によって異なり、「ミニラーメン」「ハーフ」などメニュー名にも違いがあります。券売機や卓上のメニューで見当たらない場合は、店の方に尋ねてみるとよいでしょう。

価格は通常メニューより手ごろに設定されていますが、金額は改定される場合があります。実際の料金は各店のメニューでご確認ください。

2杯食べるなら味の系統を変えると違いがわかる

食べ比べで失敗しやすいのが、似た系統の店を続けて選んでしまうことです。同じ醤油ベースの旭川ラーメンでも、老舗の伝統的な一杯と、和食のだしを効かせた一杯とでは受ける印象がまったく変わります。

たとえば、1杯目に青葉や天金で昔ながらの旭川ラーメンを味わい、2杯目にいってつ庵やいし田で作り込まれたスープを試すと、旭川ラーメンという枠のなかにある幅が体感できます。

あっさり系を軸にしたいなら、さいじょうの烏骨鶏スープが比較対象として効いてくるでしょう。醤油以外を試すのも一案です。旭川では正油が主流ですが、味噌や塩を看板に据えている店もあり、選択肢は思っている以上に広がります。

あっさりから濃厚の順に回ると最後まで飽きない

回る順番も味わいを左右します。1杯目に脂の強い濃厚なスープを選ぶと、口の中に余韻が残り、次の一杯の繊細さを拾いにくくなってしまいます。

おすすめは、あっさりとした系統から始めて、徐々に濃厚な方向へ移っていく流れです。さいじょうや山頭火のような軽やかな一杯を先にして、いってつ庵のように煮込みの効いたスープを後に持ってくると、それぞれの個性が最後まで鮮明に感じられます。

なお、店をはしごする際は、1軒目を食べ終えたら一度席を立つのがマナーです。共用スペースにはベンチや休憩スペースがあるため、少し間を置いてから次の店に向かうと、体にも味覚にも余裕が生まれます。

期間限定企画「ラーメンキャラバン」とは

旭川ラーメン村 期間限定企画「ラーメンキャラバン」とは

旭川ラーメン村には、常設の7店舗とは別に、期間限定で出店が入れ替わる区画があります。地元の名店に混じって全国の人気店が登場する仕組みで、訪れるたびに顔ぶれが変わるのが面白いところです。

ここでは企画の成り立ちと出店の仕組み、情報の確認方法をまとめます。

2024年に始まった企画になる

ラーメンキャラバンがスタートしたのは、2024年7月20日のことです。「あの名店のラーメンが旭川にやってくる」という趣旨のもと、道内各地や全国の人気店を期間限定で招く形式が採られました。

単に商品を再現するのではなく、実際にその店で腕を振るう職人が旭川に赴いて調理にあたります。店内の装飾や器類も出店側が持参するため、本店と変わらない一杯がそのまま旭川で味わえるという徹底ぶりです。

企画は好評を得て継続しており、2026年5月には第17弾が開催されました。すでに旭川ラーメン村の定番コンテンツとして定着していると言えるでしょう。

全国の名店が1カ月ごとに入れ替わる

出店は基本的に1カ月ごとの入れ替え制です。これまでには札幌の有名店や、増毛の田中商店のように普段は足を運びにくい地域の店も登場してきました。

留萌を越えて増毛まで向かうとなると相応の移動時間が必要ですが、旭川市内であれば気軽に立ち寄れます。遠方の名店が近くまで来てくれるという点に、この企画の価値が集約されています。

人気の店が入っているときは行列ができることもあり、混雑する時間帯を外して訪れる工夫が求められます。旭川ラーメンを目当てに来た人にとっても、思わぬ寄り道先になるはずです。

出店情報は公式SNSで告知されている

どの店が、いつからいつまで出店するのかは、時期によって変わります。旭川ラーメン村の公式サイトFacebook、LINEなどで告知されるため、訪問前に確認しておくと確実です。

企画の性質上、開催が途切れる期間や、出店予定が直前に変更される可能性もあります。この一杯を目当てに旅程を組む場合は、最新の告知を必ずご確認ください。

jone_logo
取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn