中村選手が前へ出て積極的にポイントを狙い、安藤選手がそのプレーを支えながら、自らもポイントを奪う。2人で磨いてきた“てるしん”らしい形は、この大舞台でも確かな武器となった。
目標としていたメダルには届かなかった。安藤選手は「悔しさしか残りません」と率直な思いを口にする。それでも、海外の選手と戦い、日本代表として国内の大舞台に立った経験は、2人にとって大きな財産となった。次に見据えるのは、団体戦のアジア予選。勝負どころで決め切る力をさらに磨き、この悔しさを次の戦いへつなげていく。
大会4日目・男女ダブルス準々決勝 全結果
10月1日の大会4日目は、男女ダブルスの準々決勝、計8試合が行われた。この日の全試合結果は以下の通り。
| 種 別 | ラウンド | ペア1(日本語表記) | 国・地域1 | ペア2(日本語表記) | 国・地域2 | 結 果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 女子 ダブルス |
準々決勝 | 佐藤 千文/ 小澤 琴巳 |
日本 | ファドナ・クスマワティ/ フィトリアニ・サバティニ |
インドネシア | 0−2 (0-6,0-6) |
| 女子 ダブルス |
準々決勝 | サバ・ナジャフィデハギ/ ネダ・モハマドタギプール |
イラン | ダナ・アバド/ ジョシア・マラザルテ |
フィリピン | 1-2 (2-6,6-3,2-6) |
| 女子 ダブルス |
準々決勝 | ノベラ・プトリア/ ベアトリス・グムリャ |
インドネシア | チャン・ヒウ/ ロー・イク |
ホンコン・チャイナ | 2-0 (6-1,6-2) |
| 女子 ダブルス |
準々決勝 | アリージュ・ファレ/ アラヌード・ヤマニ |
サウジアラビア | 塚本 早紀/ 徳本 佳恵 |
日本 | 0-2 (0-6,0-6) |
| 男子 ダブルス |
準々決勝 | マシャリ・ナイフ/ ラシェド・ナイフ |
カタール | ファレス・アルジャナヒ/ アブドゥラ・アルアブドゥラ |
アラブ首長国連邦 | 2-0 (6-2,0-0,0-0) |
| 男子 ダブルス |
準々決勝 | 安藤 輝明/ 中村 進之介 |
日本 | ハミ・ゴレスタン/ アリヤ・ロガニ |
イラン | 0-2 (4-6,5-7) |
| 男子 ダブルス |
準々決勝 | クリスチャン・チン/ アイダン・ユヌス |
マレーシア | ジェイソン・ラピダス/ アルジル・カニサレス |
フィリピン | 2-1 (6-3,3-6,6-3) |
| 男子 ダブルス |
準々決勝 | 富田 一輝/ 畠山 成冴 |
日本 | ファルサド・シャヒ/ アミルモハマド・ジャムシディ |
イラン | 0-2 (1-6,6-5) |
歓喜と悔しさが交錯した準々決勝、塚本・徳本ペアが日本勢唯一の4強へ

日本勢4ペアがベスト4進出をかけて挑んだ大会4日目。女子第1シードの佐藤 千文選手・小澤 琴巳選手ペアは、インドネシアペアに流れをつかみ切れず準々決勝で敗退。男子の富田 一輝選手・畠山 成冴選手ペア、安藤 輝明選手・中村 進之介選手ペアも、イラン勢を相手に粘り強い戦いを見せたものの、あと一歩届かなかった。
その中で日本勢唯一のベスト4進出を決めたのが、女子第2シードの塚本 早紀選手・徳本 佳恵選手ペアだ。サウジアラビアペアを相手に、自分たちらしい安定したプレーを貫き、わずか42分で勝利。日本勢の初代メダル獲得への期待を背負い、いよいよ準決勝の舞台へ挑む。













