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ラグビー日本代表 フィジー戦でトライを挙げるLOワーナー
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ラグビー日本代表が創立100周年記念試合でフィジー代表に敗戦。それでも、欧州遠征へ向けた課題と成長のヒントを得た。

ホームで開催された100周年の記念試合を白星で飾ることはできなかった。10月24日(土)、東京の『秩父宮ラグビー場』で行われた『リポビタンDチャレンジカップ2026』。ラグビー日本代表(当時の世界ランキング9位)は、フィジー代表(同10位)戦を迎えた。

この試合は日本ラグビー協会の創立100周年記念試合で、女子のテストマッチも併催。男女ともに原点を示す白を基調とした記念ジャージーで臨んだ。

試合前日、男女代表で記念撮影を行った

試合前日、男女代表で記念撮影を行った‐斉藤健仁撮影

ラグビー日本代表にとって「ワールドカップ予行演習」の初戦

日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)は「毎週ベストの状態で臨むために何が必要かを、精神面も含めてシミュレーションできる良い機会だ。(秋の5試合は)ワールドカップの予選プールで当たる相手と比べても遜色がない。ワールドカップへ向けた実戦的な練習になる。」と話した。

秋の5連戦を「ワールドカップの予行演習」として臨んだラグビー日本代表。フィジー代表戦はその初戦という位置づけだった。

試合の週に、共同キャプテンのSH(スクラムハーフ)齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)からチームメイトに、日本ラグビー協会創立100周年記念試合の意味や意義などについて話があったという。ラグビー面では直前の別府合宿で、相手陣22mに入った後の決定力に磨きをかけてきた。

フィジー代表には9月のパシフィックネーションズカップ決勝で7年ぶりに勝利。そして、フィジー代表は新たにジェイク・ホワイトHCが就任した。当然、リベンジに燃えてくるのはわかりきっていた。

そのため、「相手の強度を超えて試合に入っていく。」「ボールを保持してアタックする。」ことがテーマだった。

ラグビー日本代表 今秋からLOワーナーとSH齋藤との共同キャプテンで臨む

今秋からLOワーナーとSH齋藤との共同キャプテンで臨む‐斉藤健仁撮影

ラグビー日本代表は前半3トライでフィジーと互角

先制もミスから逆転を許す

時折、雨が降るコンディション。それでも、今年最後の国内開催のテストマッチには1万5711人のファンが集った。試合は14:50にキックオフ。先制点を挙げたのは日本代表だった。

前半6分、ラインアウトモールから押し込んだラグビー日本代表。最後尾にいたSH齋藤がFW(フォワード)と一緒になって押し込みトライを挙げた。加えて、FB(フルバック)松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)のゴールも決まる。その結果、ラグビー日本代表は幸先良く7点を先制した。

しかし、すぐに反撃を許してしまった日本代表。キックオフのボールを日本代表のNO8(ナンバーエイト)マキシ ファウルア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が前に落とす。そこから、自陣でピンチを迎えて10分にトライを許してしまう。

さらに15分、自分たちのミスから相手に突破を許してしまったラグビー日本代表。最後はHO(フッカー)テヴィタ・イカニヴェレ(栃木ホンダヒート)がトライ。7-14と逆転されてしまう。

それでも、22分にラグビー日本代表も共同キャプテンの2人である、SH齋藤、LO(ロック)ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)のホットラインがつながる。

ディアンズがトライを挙げて、14-14と同点に追いついた。しかし25分、相手のプレッシャーの前にSO(スタンドオフ)伊藤龍之介(明治大学4年)のパスが乱れる。そして、こぼれたボールを相手にグラウンディングされて、14-21と再びリードを許した。

ラグビー日本代表 トライを挙げて喜ぶLOワーナー

トライを挙げて喜ぶLOワーナー‐斉藤健仁撮影

数的優位を生かして同点ターン

前半34分、フィジー代表のNO8モティキアイ・マリーが危険なタックルでイエローカード。その後のレビューにより20分間のレッドカードに変更され、日本代表は数的優位となった。

すると、直後の35分にモールからNO8マキシが押さえる。ラグビー日本代表は再び21-21の同点に追いついてハーフタイムを迎えた。

ラグビー日本代表 齋藤、伊藤のハーフ団は今年は見納め

齋藤、伊藤のハーフ団は今年は見納め‐斉藤健仁撮影

ラグビー日本代表は後半のミスと反則で惜敗

後半開始早々の4分、数的優位だったラグビー日本代表は相手陣に攻め込んだ。しかし、ボールを奪われてカウンターからトライを許す。そして、21-28とリードされてしまった。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス

秩父宮ラグビー場

  • 住所
    東京都港区北青山2-8-35
  • TEL
    03-3401-3881
  • アクセス
    JR 千駄ヶ谷駅・信濃町駅 - 徒歩15分
    東京メトロ銀座線 外苑前駅 - 徒歩5分
    都営大江戸線 青山一丁目駅 - 徒歩10分
  • その他
    駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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