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リーチマイケル選手
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リーチマイケル選手カンタベリーとのブランドパートナー契約を発表し、W杯への挑戦と未来のラグビー育成構想を語った。

ラグビーワールドカップ開幕までちょうど1年となった10月1日。122年の歴史を持つニュージーランド発祥のラグビーブランド「カンタベリー(canterbury)」が、ラグビー日本代表として活躍を続けるFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)、リーチマイケル選手(東芝ブレイブルーパス武蔵)と、ブランドパートナーシップ契約を締結。その記者会見を開いた。

今回の契約は各種ウエアの提供やプロモーション活動。加えて、リーチ選手の競技活動を支援する。そして、ラグビーの魅力発信や次世代育成。さらには、アジアにおけるラグビー普及までを見据えた中長期的なパートナーシップだという。

リーチ選手は、「自分が生まれ育った場所が(ニュージーランドの)カンタベリー地方だった。そのため、もともと縁やつながりを感じている。今回、そのブランドとタッグを組むことになり、とても運命的な出会いだと感じている。本当にうれしい。今後は商品へのフィードバックや子どもたちとの交流など、さまざまな活動に一緒に取り組むことを楽しみにしている。」と笑顔を見せた。

イタリア戦、国歌斉唱

イタリア戦、国歌斉唱‐斉藤健仁撮影

高校日本代表から続く20年近い縁

その縁は、日本に来た後の高校時代に始まった。

高校日本代表で初めて着たカンタベリー

「ジャージーは丈夫で、長持ちする。初めてカンタベリーの商品を着たのは、2006年の高校日本代表の時だった。それから20年近く。トップレベルの試合でずっとカンタベリーのジャージーを着ている。」リーチマイケル選手は、そう振り返る。

もちろん、現役選手として最優先するのはグラウンドで結果を残すことだ。

契約の背景にある競技者・リーチマイケル選手の姿勢

「現役である以上、選手としてトップレベルで勝つことが一番大切。まずはそこに集中する。」と強調したリーチマイケル選手。

一方で、今回のパートナーシップを機に、国内外で取り組みたいことがいくつかあるという。

会見に出席した株式会社ゴールドウイン カンタベリー事業部長の石塚正行氏も、リーチマイケル選手の競技者としての姿勢や日本ラグビー界への貢献が契約の背景にあると説明。

今後は競技の普及や次世代育成などにも協力して取り組んでいく考えを示した。

リーチマイケル選手と石原部長

石塚部長とリーチ選手‐斉藤健仁撮影

グラスルーツ育成とアジアへの支援

子どもたちへつなぐ育成キャンプ構想

1つ目は国内におけるラグビーの普及と育成への取り組みだ。

「現在はシーズン中で、現役選手としてプレーしながらの活動になる。しかし、将来的には子どもたちのキャンプを開催したい。ラグビースクールには多くの子どもがいる一方、中学校へ進むとプレーできる場所がなくなってしまうこともある。」と課題を挙げる。

その上で、「小学生、中学生、高校生と、それぞれに合ったキャンプのプログラムを作りたい。僕のようにトップレベルで戦ってきた人間が、もっと下のカテゴリーやグラスルーツへ行く。そして、関わる時間を増やさなければいけない。」と語った。

さらに、「自分だけでなく、トップでプレーしてきた人たちを巻き込みたい。そして、それぞれの経験を共有してグラスルーツのレベルを引き上げたい。」と語り、将来的な育成プログラムの構築にも意欲を示した。

ブレイブルーパスでのリーチ‐斉藤健仁撮影

ブレイブルーパスでのリーチ選手‐斉藤健仁撮影

アジアラグビー発展への思い

2つ目はアジアラグビーへの支援だ。

現在、リーチマイケル選手はアジアラグビーのアスリート委員会で委員長を務めている。

そこでは、使わなくなったボールやジャージーを、アジア各国へ送る取り組みを行っている。加えて、モンゴルを訪問するなど、すでに活動を進めている。

「現役後の次の段階へ向けて、今後はアジアでもさまざまな活動を行いたい。イベントやキャンプ、さまざまな交流を通して、ラグビーを広げていきたい。」と意欲を示す。

「アジアの中では、日本のラグビーが最も進んでいる。ラグビーがグローバルスポーツとしてさらに発展する。そのためには、アジアの国々へ行き、さまざまな活動をすることが大切。」と話し、今後、アジアでの活動の幅を広げていく考えを示した。

日本代表強化へ描く「裏合宿」構想

さらに近い将来、リーチマイケル選手が「一番実現したい。」と強く願っているのが、菅平などで行う代表候補選手を対象としたキャンプだという。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス

秩父宮ラグビー場

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    03-3401-3881
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    東京メトロ銀座線 外苑前駅 - 徒歩5分
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  • その他
    駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
この記事に関連する人物
リーチ マイケル

1988年生まれ、ニュージーランド出身のラグビー日本代表フランカー。東芝ブレイブルーパス東京所属。2015年ワールドカップで日本代表主将として歴史的勝利を導き、2019年大会でもベスト8進出に貢献した。豊富な経験とリーダーシップでチームを支える精神的支柱として、現在も世界の舞台で活躍を続けている。

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