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パデルが世界で広がる理由

会話が生まれるスポーツ

塚本選手は、競技としてだけでなくコミュニケーションツールとしての魅力も強調した。

「パデルは企業コミュニケーションとの相性がすごく良いと思っています。」

その理由の一つがコートサイズだ。

パデルは比較的コンパクトなコートで行うダブルス競技である。そのため、自然と会話が生まれやすい。

「ペア同士で話しをします。加えて、相手とも距離が近いので、初対面でも打ち解けやすいんです。」

さらに初心者でも始めやすい。

「ルールを覚えれば、その日からゲームができるぐらい入りやすいスポーツなんですよ。」

海外ではパデルが生活の一部になっているといっても過言ではない-ジャーナルワン撮影

パデル文化が広げる交流の輪

さらに塚本選手は海外でのパデル文化についても教えてくれた。

「スペインや南米では、コートの周りに歓談スペースや飲食スペースがある施設がとても多いんです。」

プレーを終えた後も、人々はそのまま会話や食事を楽しむ。

「音楽を流しながら、お酒を飲みながらパデルを楽しむ文化もあります。」

つまり、パデルは単なる競技施設ではない。人が集まり、交流が生まれるコミュニティの中心でもある。

「海外ではコミュニケーションの真ん中にパデルコートがあるような場所もあります。だから企業の交流や地域コミュニティにも活用できると思います。」

日本でも本来の姿でパデルを楽しんでもらいたいと言う-ジャーナルワン撮影

パデル日本代表が挑む世界

FIP World Cupへの思い

続いて話題は来月開催されるFIP World Cupへ移った。

徳本選手は、この大会を成長を確かめる舞台だと位置付ける。

「2年に1回しかない大会なので、自分がどれだけ成長できたかを試せる場所です。」

さらに、日本代表としての使命感もある。

「日本がどこまで世界と戦えるのかを示したいですね。」

さらなる高みを目指して、約1か月の海外遠征に行くという徳本選手-ジャーナルワン撮影

一方、塚本選手はチーム戦ならではの魅力を語る。

「私はワールドカップが大好きなんです。もともとチームスポーツが好きなので、日本代表みんなで戦う感覚がたまりません。」

過去最高順位は11位。だからこそ今回の目標は明確だ。

「ベスト8です。」

もちろん簡単な挑戦ではない。しかし、日本の競技レベルが確実に向上している手応えもある。

「日本が世界にとって脅威になれる存在だということを示したいですね。」

パデル日本代表を支える二人の強み

長年ペアを組む二人の武器は明確だ。徳本選手は「塚本選手の予測不能なプレー」と表現する。

「私がラリーを続けている間に、彼女が一気にポイントを取りにいくんです。」

塚本・徳本ペアの息の合ったプレーに観客は魅了されていた-ジャーナルワン撮影

一方の塚本選手は、右利きと左利きという組み合わせの利点を挙げた。

「真ん中がお互い利き手になるので、守備も攻撃もしやすいんです。」

さらに球質も変わるため、相手にとっては対応が難しい。ただしメリットだけではない。

「どっちも取りやすいから『今の私のボールだったでしょ!』とケンカすることもあります(笑)。」

そんな二人だが、大会前には一つのルールを設けている。

「大会直前は細かい話をしないようにしています。」

最後はプレーを楽しむ。その空気づくりを大切にしているという。

仲の良さを感じる場面がインタビュー中に何度もあった-ジャーナルワン撮影

スポーツ支援が生み出す好循環

企業にも返ってくる価値

スポーツ支援について山村氏はこう語る。

「会社は利益や売上だけではないと思っています。」

社員の努力が選手たちの夢につながる。そして、その挑戦する姿から社員が勇気をもらう。

「私たちが仕事を頑張ることで支援ができる。そして選手から感動や勇気をもらう。そういう循環が生まれるんです。」

だからこそスポーツ支援は企業文化にも良い影響を与える。

「選手たちの努力を知ることで、社員も『自分も頑張ろう』と思えるんですよ。」

アクセス
東スポーツセンター
  • 東海道新幹線 名古屋駅‐桜通線/東山線 久屋大通-名城線 ナゴヤドーム前矢田-徒歩5分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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