帝京大学、早稲田大学で存在感を見せるルーキーたち
大学ラグビーはリーグ戦の前半を終えた。ここで、各大学で活躍が目立っているルーキー選手を紹介していきたい。
まずは対抗戦から。現在、得失点差で首位に立つ帝京大学。高校日本代表副将だったCTB(センター)福田恒秀道(國學院栃木)に注目が集まる。攻守のつなぎ役として存在感を示している。
昨年度、高校No.1のハイボールキャッチャーだったWTB(ウイング)林宙(京都工学院)。今年も、空中戦とキャリーの強さですでに6トライを挙げている。SO(スタンドオフ)上田倭楓(2年)のキックパスから身長181cmのWTB林がキャッチ。このホットラインが、帝京大学の大きな武器になっている。
つづいては、早稲田大学。LO(ロック)笹部隆毅(東海大相模)は1年生ながら4試合すべてに先発してフル出場。その結果、アカクロFW(フォワード)の中軸となっている。
加えて、桐蔭学園の『花園』3連覇に寄与したHO(フッカー)堂薗尚悟とSO竹山史人の2人。開幕戦こそ控えだったが、その後は3試合で先発し、4連勝に貢献している。さらに、CTB東佑太(東海大仰星)は3試合に出場。FB(フルバック)吉廻温真(早稲田佐賀)も2試合に先発している。その結果、早稲田大学はチーム力が底上げされている。

3試合で先発し、勝利に貢献した早稲田大学SO竹山‐斉藤健仁撮影
明治大学はSH岡元が攻撃をリード、各校にも新戦力が台頭
明治大学は春から9番を背負ってきた岡元聡志(京都成章)。この秋も4試合連続で先発して、チームを勝利に導いている。岡元は高校までSOで、大学から本格的にSH(スクラムハーフ)へ転向。持ち前の判断力、スキルの高さを発揮。今後も日本代表から戻ってきたSO伊藤龍之介(4年)とともに攻撃をリードするはずだ。
また、NO8(ナンバーエイト)古澤将太(東福岡)も、4試合(うち先発は1試合)に出場。ボールキャリーの強さを見せている。
慶應義塾大学はSH竹内楓稀(桐蔭学園)、CTB浅野優心(慶應志木)の2人。ここまで全4試合(先発が1試合)に出場している。加えて、PR(プロップ)喜瑛人(桐蔭学園)も3試合(1試合先発)に出場している。
筑波大学は高校日本代表でも司令塔だったSO杉山祐太朗(京都工学院)に注目。すでに4試合連続10番を背負い、大きな存在感を示している。
日本体育大学はCTB白丸暖人(長崎北陽台)が3試合出場(2試合先発)。加えて、WTB家登正宜(國學院栃木)、SH五十川陸翔(佐賀工業)も3試合出場を果たした。
立教大学はFL(フランカー)山田哲平(佐賀工業)とSO平賀快(報徳学園)。加えて、WTB権藤祐輝(桐蔭学園)も4試合先発を果たした。さらには、WTB鈴木豪(桐蔭学園)も3試合先発。SH日比野陽穂(報徳学園)も4試合(うち先発1試合)出場するなど1年生が気を吐いている。
青山学院大学でもLO市川結雅(名古屋)、CTB森岡悠良(京都成章)が躍動。すでにそれぞれ3試合先発している。

日本代表で活躍したSO伊藤。11月から明治大学の試合に専念‐斉藤健仁撮影
大学ラグビーを彩るスター候補たち_関東編
東洋大学のNO8ロケティが10トライ、1年生が躍動
関東リーグ戦では、現在首位の東海大学は層が厚い。1年生はPR佐口広樹(東海大仰星)が2試合に先発。加えて、SO草場壮史(筑紫)も控えから4試合に出場している。
一方で、東洋大学はルーキーの活躍が目立っている。まずは、高校日本代表で史上初めて外国人キャプテンを務めたNO8ロケティ・ブルースネオル(目黒学院)。
大学ラグビーでも存在感を見せ、5試合すべてで先発しているロケティ。持ち前のボールキャリーを武器に、2試合でハットトリックを達成して計10トライ。トライランキングでトップに立っている。
つづいて、SO永吉天馬(クライストチャーチボーイズ/ニュージーランド)にも注目。加えて、CTBラトゥ・カヴェインガフォラウ(目黒学院)と共に5試合連続先発している。さらには、SH黒岩稜(大分東明)。黒岩も5試合出場(うち2試合先発)するなど1年生がチームに勢いを与えている。

東洋大学SO永吉。中学、高校はニュージーランドでプレー‐斉藤健仁撮影
流通経済大学をはじめ各校で活躍するルーキー
流通経済大学はCTBサナイラ・ロコトゥイブナ(大分舞鶴)。ここまで5試合すべてに先発し、6トライ。すでにBK(バックス)の中軸になっている。FLナモア・フェレティリキ・サーフ(流通経済大柏)も4試合に出場。そのうち2試合に先発している。

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